ロンドン地下鉄の愛称「Tube(チューブ)」の由来となった特徴は何か。
ロンドン地下鉄は1863年の開業後、19世紀末から深層にシールド工法で円形トンネルを掘削した。断面がまるで金属パイプの管(チューブ)のようだったため、市民は深層線をTubeと呼び始め、のちに全地下鉄網の通称となった。浅い位置の初期区間は矩形断面で別種の構造だが、現在でも案内図や放送でUndergroundと並びTubeが正式用語として使われる。車両材質や照明、切符の形状とは無関係であるため、正解は円形断面に由来する説である。