東京2020オリンピック・パラリンピックの最終的な公式エンブレムをデザインした人物は誰か。
東京2020大会のエンブレムは初案の盗用疑惑による撤回後、公募で集まった1万4000件超から選考された。最終採用案「組市松紋」は藍色の市松模様を3種組み合わせ、国際社会の多様性と日本の伝統を象徴する。制作者の野老朝雄は建築的なパターンデザインを得意とするアーティストで、このモチーフにも独自の幾何学理論を反映させた。旧案作者の佐野研二郎や審査員を務めた永井一史、佐藤可士和とは役割が異なるため、正解は野老朝雄である。