洪水時に車で避難しようとする場合、深さ何cm程度の水でもエンジンが停止する恐れがあり危険とされている?
車は排気管や吸気口が比較的低い位置にあるため、タイヤ半分ほどの30センチの水深でエンジンが止まったり車両が浮き上がって制御不能になる可能性が高まります。国土交通省の実験では流速が伴うと30センチでもドアが開かなくなり、車が流されるケースが確認されています。10センチでも路面の段差が見えずハンドルを取られやすく、60センチ以上ではほぼ確実に水没します。増水前に車を使わず高台へ徒歩で避難することが推奨されます。