競馬好きなら見逃せない!簡単クイズ10問でチェックしよう
競馬ファンの皆さん、お待たせしました。ここでは、競馬に関する基本的な知識をチェックできる簡単クイズを10問ご用意しました。牡馬三冠の順番やレコード保持馬、騎手の通算勝利数など、競馬ファンなら一度は耳にしたことのあるトピックが満載です。年末の有馬記念に向けて、競馬の歴史や特徴をおさらいしてみましょう。正解率はどのくらいでしょうか?クイズに挑戦して、自分の競馬知識を試してみてくださいね。
Q1 : JRAが『三連単』馬券の発売を開始した年は次のうちどれか?
三連単(1着〜3着着順的中)は高配当を生む馬券として2004年3月20日の中山・阪神開催から発売が始まった。前年に地方競馬で導入されて人気を博したことを受けJRAも追随。初日の中山11RフラワーCでは4万8470円の払戻し、同年有馬記念では10万超えの高配当が出て一気に浸透した。控除率は27.5%で他式別と同じだが、組み合わせ数が最多のため平均払戻しは高い。現在では売上の約3割を占めるほど定着し、予想の的中難易度と射幸性のバランスが議論されつつも欠かせない馬券種となっている。
Q2 : 日本の競走馬の年齢(馬齢)は毎年何月1日に一斉に加算されるか?
日本競馬では国際基準に合わせ、北半球生まれのサラブレッドは毎年1月1日に一斉に1歳年を取ると定められている。実際の誕生日は1〜6月が多いが、生まれ月に関わらず年が変わると馬齢が上がるため、早生まれは実質的に成長面で有利とされる。制度の目的はレース編成の円滑化で、南半球では8月1日と異なる。馬主や生産者はクラシック路線の適齢期にピークを迎えるよう、交配時期を調整して2月〜3月生まれを狙うケースが多いのも特徴である。
Q3 : 春と秋に分かれて行われる『天皇賞』のうち、秋の施行距離は何メートルか?
天皇賞(秋)は東京競馬場芝2000mで10月下旬に行われるGⅠ。1937年創設の帝室御賞典を前身とする格式高い競走で、春の京都芝3200mとは対照的にスピードと瞬発力勝負になりやすい。府中の長い直線525mと緩やかなコーナーにより“実力馬が力を発揮しやすい舞台”と評され、年度代表馬決定に大きく影響する。近年はエアグルーヴ、シンボリクリスエス、アーモンドアイなどが勝利し、レコードタイムは1分55秒2と国内2000mの最高峰を示す。
Q4 : 2020年創設、総賞金2000万ドルで世界最高賞金レースとなった競走はどれか?
サウジカップはサウジアラビア・キングアブドゥルアジーズ競馬場のダート1800mで行われる国際GⅠ相当競走。総賞金は2000万ドル、1着賞金は1000万ドルに設定され、従来世界最高賞金だったドバイワールドカップを抜き首位に立った。北半球シーズン序盤の2月開催で、米・欧・中東・日本からトップホースが参戦しやすい日程が特徴。初回2020年は米国のマキシマムセキュリティが制覇し、日本馬のチュウワウィザードが3着に健闘。高額賞金は競馬の国際化を象徴する存在となっている。
Q5 : 日本の牝馬クラシック第一冠として位置づけられているレースはどれか?
桜花賞は3歳牝馬限定のGⅠ競走で、阪神競馬場芝1600mにて4月上旬に行われる。1939年に『中山四歳牝馬特別』として創設され、戦後1947年に現在の名称に変更。優駿牝馬(オークス)、秋華賞とともに牝馬三冠を構成し、第一冠として“スピードの権威”を競う。桜並木がコースを彩る風景が名物で、ハイペースになりやすい外回り1600mは瞬発力と位置取りの巧みさが重要。ジェンティルドンナ、アーモンドアイ、デアリングタクトら名牝が制している。
Q6 : 年末に行われるグランプリ競走『有馬記念』の施行距離は何メートルか?
有馬記念は中山競馬場の右回り芝2500mで行われるGⅠレース。1956年、当時の日本中央競馬会理事長である有馬頼寧の発案で創設され、ファン投票で出走馬が選ばれる“グランプリ”として年末を彩る国民的行事となった。コースはコーナー6つのタフな設定で、スタートから最初のコーナーまで200m弱しかなく先行争いが激化しやすい。長い2周目向正面のアップダウンと急坂を2度越えるため、2500mという距離以上にスタミナと器用さが問われる。
Q7 : JRA歴代通算勝利数1位の騎手は誰か?
武豊騎手は1987年デビュー以来、2023年までにJRAだけで4300勝以上(地方・海外含め通算4700勝超)を挙げる“レジェンド”。1998年には年間最多勝・最多賞金獲得を同時に達成し、GⅠ勝利も80勝超で歴代最多。天才的なペース判断と追い出しのタイミングの巧みさから“世界のユタカ”と称され、ディープインパクト、キタサンブラックなど数多くの名馬とのコンビで日本競馬の発展に大きく寄与した。記録は現在も更新中で追随を許さない。
Q8 : 2020年に史上3頭目の無敗で牡馬三冠を達成した競走馬はどれか?
コントレイルは矢作芳人厩舎に所属するディープインパクト産駒。2歳時にホープフルSを制し、3歳春に皐月賞・日本ダービーを連勝、秋の菊花賞を制して無敗で三冠を達成した。無敗三冠は1984年シンボリルドルフ、2005年ディープインパクトに続く史上3頭目で、ディープインパクトとの父子制覇も史上初。レースぶりは鋭い末脚と高いレースセンスが特徴で、2021年ジャパンCを勝ちラストランとした。
Q9 : JRA10場のうち芝コースの最後の直線が最も長い競馬場はどこか?
直線の長さは末脚勝負の決め手に直結する重要なコース特徴で、JRAで最長を誇るのは新潟競馬場・芝外回りの659.0m(内回りも約658m)。東京競馬場の約525mや中京競馬場の約412mより100m以上長く、逃げ馬には厳しく差し・追い込み馬に有利とされる。2001年の全面改修で誕生したこの長い直線は、日本レコードが多く生まれる要因となり、観戦面でも劇的な逆転劇が頻発することでファンから「末脚の新潟」と称されている。
Q10 : 日本の牡馬クラシック三冠競走が行われる順番として正しいものはどれか?
日本の牡馬クラシック三冠は、春の皐月賞(中山芝2000m)、初夏の日本ダービー(東京芝2400m)、そして秋の菊花賞(京都芝3000m)の順で争われる。英国の2000ギニー→ダービー→セントレジャーの体系を手本に1938年に確立され、距離が段階的に延びることによりスピードとスタミナの両面が試される設計になっている。この3競走を同一年に制すると「三冠馬」と呼ばれ、シンボリルドルフ、ディープインパクト、オルフェーヴル、コントレイルなど歴史的名馬のみが達成した栄誉である。
まとめ
いかがでしたか? 今回は簡単な競馬クイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回は簡単な競馬クイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。