金属元素の中で最も融点が高いのはどれ?
金属元素の中で最も融点が高いのはタングステン(元素記号W)です。タングステンの融点は約3422℃もあり、これは他のどの金属よりも高温にならないと溶けないことを意味します。比較として鉄の融点は約1538℃、金は約1064℃、ウランは約1132℃で、タングステンがいかに高い融点を持つかが分かります。この特性を活かし、タングステンは高温に耐える必要のある白熱電球のフィラメントや電子管の電極、ロケットエンジンのノズルなどに利用されてきました。また非常に硬く重い金属であり、タングステンカーバイド(炭化タングステン)として切削工具の先端などにも使われています。融点の高さゆえ加工は難しいものの、産業には欠かせない金属です。