京都の夏の風物詩、祇園祭。その歴史や特徴を問う10問のクイズをお届けします。祇園祭は平安時代の869年に始まった日本三大祭の一つで、600年以上の歴史を誇ります。華やかな山鉾巡行をはじめ、町家での展示や神事など、さまざまな伝統行事が行われます。祇園祭の由来や、山鉾や神事の意味など、京都の夏の魅力を存分に感じられる内容になっております。祇園祭の知識を深めていただければ幸いです。
Q1 : 祇園祭で、祭りの終了を告げる儀式は何と呼ばれる?
「還幸祭」は7月24日に行われる神輿が本社(八坂神社)に戻る祭で、祇園祭を締めくくる重要な儀式です。これにより、約1か月にわたる祇園祭が正式に終了します。
Q2 : 祇園祭の山鉾巡行で、通常進行方向の先頭を行く鉾は?
前祭(さきまつり)巡行時、常に先頭を行くのは長刀鉾(なぎなたぼこ)です。長刀鉾はいわゆる「くじ取らず」の鉾であり、他の鉾よりも格式が高いとされています。
Q3 : 祇園祭の山鉾巡行の際、鉾を回転させる独特の儀式は何と呼ばれる?
山鉾巡行の際、角を曲がるために鉾の車輪の下に竹を敷いて滑らせ、大勢で引き回すことを「辻回し」と呼びます。その迫力ある光景は祇園祭の名物のひとつです。
Q4 : 山鉾巡行とともに代表的な祇園祭の行事として有名な、町家での展示は?
宵山は、山鉾巡行の前夜(7月14日~16日頃)に、鉾町で鉾や山が美しくライトアップされたり、町屋で懸装品や屏風が公開されたりする行事です。多くの人で賑わう夜祭としても知られています。
Q5 : 祇園祭で有名な「長刀鉾」の特徴はどれ?
長刀鉾は鉾の先に長い刀(なぎなた)が付いていることで有名です。また、山鉾巡行ではいつも先頭を走り、『くじ取らず』として固定された位置にあります。なお、長刀鉾の上に乗るお稚児さんは生身の男子のみという伝統もあります。
Q6 : 「くじ取らず」と呼ばれる山鉾は、巡行順番がどのように決まる?
「くじ取らず」の山鉾とは、くじ引きによらず巡行順が固定されている特別な山鉾のことを指します。長刀鉾などがこれに該当し、伝統や格式により、先頭を含めた数台の鉾は順番が毎年固定されています。
Q7 : 祇園祭で巡行する山や鉾は、それぞれ何を表している?
山や鉾は中国や日本の物語、歴史的伝承、神話などをもとにした故事や逸話、伝説を表現しています。それぞれの山鉾は独自の装飾がなされ、屏風や人形、御神体などによって特色のあるテーマが表れます。
Q8 : 祇園祭の起源は何を鎮めるためにはじまった?
祇園祭は、平安時代の869年、疫病が京の都で流行したため、その鎮静と厄除けを願って始まりました。当時、八坂神社(当時は祇園社)の御霊会として行われ、66本の矛が建てられたのが起源です。
Q9 : 祇園祭のクライマックスと言われる山鉾巡行の日は通常いつ行われる?
祇園祭の山鉾巡行(前祭)は毎年7月17日に行われます。また、後祭の巡行は7月24日です。山鉾巡行は祇園祭の中でも最も華やかで見ごたえがあり、多くの観光客がこの日を目当てに訪れます。
Q10 : 祇園祭が毎年開催される都市はどこでしょう?
祇園祭は京都市で毎年7月に開催される、日本三大祭の一つです。京都の八坂神社の祭事として起源があり、千年以上の歴史を誇ります。祇園祭は京都の町衆により守られ続けており、豪華な山鉾巡行などが有名です。したがって、開催都市は京都です。
まとめ
いかがでしたか? 今回は祇園祭クイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回は祇園祭クイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。