南北朝時代は1336年から始まり、南朝と北朝の2つの朝廷が並立した重要な時期でした。後醍醐天皇を初代とする南朝は吉野を拠点に、足利尊氏らの北朝と対立しました。南北朝時代には、新田義貞や楠木正成といった著名な武将も活躍しました。1392年には明徳の和約によって南北朝が合一し、室町幕府の時代へと移行していきます。この記事では、南北朝時代の歴史的な出来事や人物についての10問のクイズをお届けします。
Q1 : 南北朝時代は何年から始まったか?
南北朝時代は1336年、足利尊氏が京都に光厳天皇を迎えて北朝を立てた年から始まります。鎌倉幕府の滅亡が1333年で、その後建武の新政、南北朝時代へと続きます。
Q2 : 南北朝時代を終結させた合体の和睦を何と呼ぶか?
南北朝時代の内乱は1392年の「明徳の和約」によって終結しました。これにより二つの朝廷が一つに統一され、室町幕府の政権基盤も安定しました。
Q3 : 南朝につき、最後まで激しく抗戦したことで有名な『楠木正成』が本拠とした城はどこか?
楠木正成は摂津や河内を拠点に活動し、その中でも赤坂城は有名です。幕府の軍と最後まで戦い、南朝方武士の象徴的存在となりました。
Q4 : 1392年、南北朝が合一した際、最後の南朝天皇だったのは誰か?
1392年に南北朝が合一したとき、南朝の天皇は後亀山天皇でした。一連の南朝の皇統は、合一とともに終わりを迎えます。後醍醐天皇は既に亡くなっていました。
Q5 : 北朝の初代天皇は誰か?
北朝の初代天皇は光厳天皇です。足利尊氏によって擁立され、1336年に即位しました。後醍醐天皇は南朝の初代天皇であり、北朝とは対立しました。
Q6 : 建武の新政の主導者であった天皇は誰か?
建武の新政(1333~1336)は、鎌倉幕府滅亡後に後醍醐天皇が実現した政権です。しかし、武士の不満や足利尊氏の離反により短命に終わり、南北朝時代の発端となりました。
Q7 : 南北朝時代に南朝方として活躍した有名な武将は誰か?
新田義貞は南朝方の有力な武将で、鎌倉を攻略し、後醍醐天皇に忠誠を尽くしたことで知られます。足利尊氏は北朝・室町幕府側、上杉謙信は戦国時代で南北朝時代には関与していません。
Q8 : 南朝の拠点であった場所はどこか?
南朝は1336年に後醍醐天皇が吉野(奈良県)に逃れてからこの地を本拠とし、吉野朝とも呼ばれます。京都は北朝の拠点でした。吉野は、南朝の正統性を象徴する地です。
Q9 : 南北朝時代に北朝を支えた武士の有力な家はどこか?
南北朝時代、北朝は室町幕府を創設した足利氏によって支えられました。特に足利尊氏が北朝を擁立し、京都を中心として政権を握ります。北条氏は鎌倉幕府の執権ですが南北朝時代には滅亡しています。
Q10 : 南北朝時代において、南朝の初代天皇は誰か?
南北朝時代は1336年から始まり、2つの朝廷が並立しました。南朝は後醍醐天皇を初代とし、彼自身が足利尊氏と対立し大和吉野に朝廷を構えました。その後、後村上天皇などが継承しますが、南朝の起点は後醍醐天皇です。
まとめ
いかがでしたか? 今回は南北朝時代クイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回は南北朝時代クイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。