日本の歴史を学べる楽しい小学生クイズを10問ご用意しました。日本の天皇や武将、仏教伝来、憲法制定など、様々な重要な出来事について問題を設けています。クイズを通して、古い時代から現代までの日本の歴史を楽しく学んでいただけます。この記事を読めば、日本の歴史について新しい発見ができるはずです。これからの時代を担う子どもたちに、日本の歴史への理解を深めてもらえれば幸いです。
Q1 : 明治時代に始まった「文明開化」とは、どのようなできごとですか?
「文明開化(ぶんめいかいか)」とは、明治時代に日本が西洋の文化や技術を取り入れて国を近代化したできごとです。鉄道や郵便制度など新しい制度ができ、服装や食べ物、建築様式まで大きく変わりました。文明開化は国を強くしようとした改革のひとつで、今の日本社会の基盤を築きました。
Q2 : 江戸時代に鎖国体制を堅く守り続けた将軍は誰でしょう?
江戸時代の3代将軍徳川家光(とくがわいえみつ)は、鎖国体制を強化した人物です。1639年にはポルトガル船の来航も禁止し、出島を除いて外国との貿易をほとんど認めませんでした。鎖国は約200年続き、日本は外国の影響を受けずに独自の文化を深めていきました。
Q3 : 日本で最初の憲法といわれる「十七条の憲法」を制定した人物は誰でしょう?
「十七条の憲法(じゅうしちじょうのけんぽう)」は、604年に聖徳太子(しょうとくたいし)によって作られた日本最初の憲法といわれています。人々が協力し合い、礼儀を重んじることなどが書かれ、役人たちが正しく働くことを求める内容です。推古天皇は、その時代の天皇ですが、制定者は聖徳太子です。
Q4 : 日本最初の仏教伝来の時、仏像を受け取った大和の豪族は誰でしょう?
日本に仏教が伝わったのは6世紀半ばとされ、そのとき仏教を受け入れたのは蘇我氏(そがし)です。蘇我氏は仏教に理解を示して仏像も受け取り、大きな勢力となりました。これに反対した物部氏などと対立し、最終的に蘇我氏が勝利しました。この争いから日本に仏教文化が広まりました。
Q5 : 室町幕府を開いた武将は誰でしょう?
室町幕府(むろまちばくふ)を開いたのは足利尊氏(あしかがたかうじ)です。1338年、京都の室町に幕府を設け、以後およそ240年続く時代がはじまります。足利義満は3代将軍として幕府の強化を図りましたが、創始者は尊氏、北条時宗や細川勝元はそれとは関係ありません。
Q6 : 戦国時代に「天下布武」を掲げて全国統一をめざした武将は誰でしょう?
「天下布武(てんかふぶ)」は、織田信長(おだのぶなが)が掲げたスローガンです。「武力によって天下を治める」という意味で、全国統一をめざして近畿地方を中心に勢力を広げました。信長は安土城を建てるなど新しい政治や文化も取り入れましたが、本能寺の変で自害しています。
Q7 : 鎌倉時代に元が2度にわたり日本に攻め込んできた出来事を何というでしょう?
元寇(げんこう)は、1274年と1281年の2度にわたり、モンゴル帝国(元)が日本へ攻めてきた出来事です。日本では、鎌倉幕府が中心となり武士たちが抵抗し、暴風などの自然現象にも助けられて撃退しました。これらの出来事は、その後の日本の武士社会や対外政策に大きな影響を与えました。
Q8 : 江戸幕府を最初に開いた将軍は誰でしょう?
江戸幕府を最初に開いたのは徳川家康(とくがわいえやす)です。1603年、家康は江戸(今の東京)に幕府をひらき、およそ260年続く江戸時代が始まりました。将軍は武士の頂点で、家康以降15代続きました。他の選択肢のうち、源頼朝は鎌倉幕府、足利義満は室町幕府、徳川吉宗は8代将軍です。
Q9 : 平安京を作った天皇は誰でしょう?
平安京(今の京都市周辺)は、794年に桓武天皇(かんむてんのう)によって造られました。平安遷都とも呼ばれ、日本の政治や文化の中心が奈良の平城京から平安京へ移りました。平安京時代は約400年間続き、貴族文化や源氏物語などが生まれます。他の選択肢の天皇は平安京建立には関わっていません。
Q10 : 日本で最初に天皇と呼ばれた人物は誰でしょう?
日本で最初に「天皇」と正式に名乗ったのは天武天皇(てんむてんのう)です。飛鳥時代の天武天皇は、壬申の乱で勝利した後、683年ごろから「天皇」という称号を用いるようになりました。それまでは「大王(おおきみ)」などと呼ばれていました。なお、聖徳太子は天皇ではなく摂政であり、推古天皇は女性初の天皇ですが、「天皇」という名称を正式に使い始めたのは天武天皇が最初とされています。
まとめ
いかがでしたか? 今回は日本史 小学生クイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回は日本史 小学生クイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。