高齢化が急速に進む日本社会。敬老の日は、高齢者の長寿を祝い、感謝の気持ちを込めて祝われる大切な祝日です。今年の敬老の日に向けて、さまざまな高齢者に関する豆知識を集めたクイズに挑戦してみませんか。高齢者の実情を知り、高齢者に対するより深い理解と敬意を持つきっかけになればと思います。全10問、高齢者クイズをご用意しましたので、ぜひ挑戦してみてください。
Q1 : 敬老の日に合わせて「日本一の長寿夫婦」として表彰される方々に贈られるお祝いは何と呼ばれているでしょうか?
「日本一の長寿夫婦」は、公益財団法人長寿社会開発センター等が主催する「鳩翁(きゅうおう)・鳩婆(きゅうば)表彰」として毎年表彰されています。これは夫婦そろって長寿を全うされていることを称え、社会全体で高齢者を敬う意識を高める目的で制定された賞です。
Q2 : 日本人の平均寿命が(男女合計平均で)初めて80歳を超えたのは何年頃でしょうか?
日本人の平均寿命(男女合計平均)が80歳を初めて超えたのは2006年頃です。医療技術の進歩、生活環境の改善、福祉の充実などが寿命延伸の背景にあります。以後も平均寿命は伸び続けており、世界一レベルの長寿大国となっています。
Q3 : 国家が定める高齢者の年齢の基準(年齢区分)は何歳以上でしょうか?
日本において「高齢者」とは一般的に65歳以上を指します。これは国連や多くの国際機関の定義にも準じており、公的年金・介護保険・医療福祉等の多くがこの65歳を区切りとしています。社会の高齢化が進む中、この年齢区分は政策の根拠となる重要な指標です。
Q4 : 高齢者が住みやすい街づくりを推進する「エイジフレンドリー(高齢者にやさしい)都市」として、最初に日本で世界保健機関(WHO)のモデル事業に選ばれた都市はどこでしょう?
WHO(世界保健機関)が推進する「エイジフレンドリーシティ」モデル事業に国内で最初に選ばれたのは神奈川県藤沢市です。藤沢市はバリアフリーの推進や交通安全、高齢者の交流拠点づくりなど先進的な取り組みを続け、国際的にも評価されています。
Q5 : 2023年時点で日本の100歳以上の高齢者のおよそ何割が女性でしょうか?
2023年時点で100歳以上の高齢者のうち約88%が女性です。これは世界的に見ても女性が男性より長寿傾向にあるという統計を裏付けています。100歳超の長寿女性の多くは、健康的な生活、家族や地域社会との関わり、そして医療の発達などが要因とされています。
Q6 : 敬老の日の理念は次のうちどれでしょう?
敬老の日の本来の意味は「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ことです。したがって『高齢者の長寿をたたえ、感謝し祝う』というのが理念です。子供の日や成人の日など他の祝日との違いは、世代間の敬意や感謝の表明を強く意識している点です。
Q7 : 敬老の日は、2003年から9月の第3月曜日に変更されましたが、以前は何日だったでしょうか?
敬老の日は、2002年までは9月15日が恒例の日付でした。しかし、日本政府がハッピーマンデー制度を導入したことにより、祝日が連休化されやすくなり、敬老の日も2003年からは9月の第3月曜日に変更されました。9月15日は現在、高齢者に関する各種行事や特別イベントの日として残っています。
Q8 : 日本の高齢者(65歳以上)人口が初めて3000万人を超えたのは何年でしょうか?
日本の高齢者人口が3000万人を超えたのは2010年です。日本は急速な高齢化が進んでおり、1995年に2000万人を超えた後、わずか15年で3000万人を突破することになりました。これは、世界的に見ても非常に急速な高齢化とされています。現在では3500万人を超えており、その割合は今後も増加傾向にあります。
Q9 : 次の中で最も高齢化率が高い都道府県はどこでしょう?(2023年総務省発表)
2023年の総務省発表によると、秋田県が日本で最も高齢化率が高い都道府県です。秋田県は以前から高齢化が進んでおり、人口に占める65歳以上の方の割合が非常に高く、社会問題となっています。他の都道府県も高齢化が進みつつありますが、秋田県はその中でも群を抜いて高齢者の割合が高いのが現状です。
Q10 : 敬老の日が日本の国民の祝日として制定されたのは何年でしょうか?
敬老の日はもともと1947年に兵庫県野間谷村(現在の多可町)で「としよりの日」として祝われたのが始まりですが、日本国の国民の祝日となったのは1966年です。この年から「敬老の日」として、毎年9月15日に定められました。2003年からはハッピーマンデー制度により9月の第3月曜日に変更されています。
まとめ
いかがでしたか? 今回は敬老の日 高齢者クイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回は敬老の日 高齢者クイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。