シャツの仕立てや歴史、生地の特性など、私たちが日常的に着用しているシャツにまつわる豆知識を集めた「シャツクイズ」。ボタンの位置からシワ伸ばしのコツまで、シャツに関する基礎知識を10問クイズ形式で紹介します。メンズシャツに詳しくない方はもちろん、ファッション通も新たな発見があるはず。シャツの「見えない」部分にも注目して、着こなしの幅を広げていきましょう。
Q1 : 綿とポリエステルの混紡シャツの主な利点はどれか?
綿とポリエステルの混紡はそれぞれの長所を補完する組み合わせで、綿の吸湿性や肌触りを保ちつつポリエステルがシワを防ぎ乾きやすさを向上させます。結果として扱いが容易で洗濯後の乾燥時間が短く、アイロンの手間も軽減されるため日常使いに適しています。一方で天然素材100%に比べると通気性や吸湿の面で差が出ることがあるため、用途や好みに応じて選ぶことが重要です。
Q2 : オックスフォード生地のボタンダウンシャツの一般的なフォーマル度はどれか?
オックスフォードのボタンダウンはややカジュアル寄りで、ビジネスカジュアルや普段使いに適した定番スタイルです。光沢や細かい織りのフォーマルなドレスシャツに比べると堅苦しさが少なく、タイを締めるフォーマルな場面よりもジャケットの下に合わせるビジネスカジュアルや単独で着るカジュアルスタイルで活躍します。フォーマル度を求められる場ではブロードやポプリンのレギュラーカラーのドレスシャツの方が適切です。
Q3 : フレンチシーム(仏縫い)の特徴として正しいのはどれか?
フレンチシームは縫い代を二度縫いして生地の端を内側に包み込む仕立てで、内側の仕上がりが非常にきれいになりほつれにくい点が特徴です。薄手の生地や高級シャツ、肌に当たる部分の見た目を重視する縫製で多く使われます。工程はやや手間ですが、耐久性と外観の美しさを両立するためドレス寄りのアイテムに適しています。洗濯後のほつれ防止や長期使用に有利な縫い方です。
Q4 : オックスフォード生地の特徴はどれか?
オックスフォードはバスケット織りに分類されることが多く、糸を二本ずつ使うなどでやや厚手で目が詰まった感触が特徴です。光沢は控えめで耐久性があり、カジュアルからビジネスカジュアルまで幅広く用いられます。一般的にボタンダウンシャツなどに使われ、アイロンや手入れで風合いが安定するため日常使いに適しています。一方でフォーマルなドレスシャツにはより細かな平織りやポプリン、ブロードが使われることが多い点も押さえておくと実用的です。
Q5 : ボタンダウンカラーが生まれた理由として最も有力なのはどれか?
ボタンダウンカラーは襟が風や運動でめくれ上がらないように襟先をボタンで留める仕様で、ポロなどのスポーツで襟を固定する目的で用いられたことが起源とされています。のちに一般のシャツにも採用され、特にオックスフォード地のボタンダウンはカジュアルかつビジネスカジュアルな定番スタイルとなりました。発展の過程でブランドが普及させた歴史的経緯もあり、フォーマルな場面よりは肩の力が抜けた場で使われることが多い点が特徴です。
Q6 : ポプリン(ポップリン)の主な織り方・特徴は?
ポプリンは平織り(タタミ織り)を基本とし、横方向にやや太い経糸や横糸を用いることで細かな畝が出るのが特徴です。表面は滑らかで光沢感があり、ドレスシャツや薄手のシャツに広く用いられます。通気性と適度なハリがありアイロンで仕上げやすい反面、非常に厚手の生地とは異なり秋冬向けの保温性は高くありません。素材は綿が一般的ですが混紡も多く、用途に応じた仕上げが施されます。
Q7 : ワイシャツの襟の形を整える『衿芯』について正しいのはどれか?
衿芯には取り外し可能なプラスチックや金属製のステイが使われることが多く、取り外して洗濯や交換ができるためメンテナンス性が高いのが特徴です。ほかに縫い込まれた接着芯や縫い込み芯なども存在しますが、取り外し可能なステイは襟の先端をしっかり保ち、好みに応じて形を調整したり交換したりできる利点があります。高級シャツでは素材や芯の仕立て方によって見た目や耐久性が変わるため選択のポイントになります。
Q8 : 綿100%のシャツをアイロン掛けする際に一般的に適切なのはどれか?
綿100%のシャツは熱とスチームに強く、シワをしっかり伸ばすために高温のアイロンを用いることが一般的です。スチームを併用すると繊維が湿って伸びやすくなり、アイロン跡がつきにくくなります。ただし生地の仕上げや混紡の有無、プリーツや装飾によっては当て布や温度調整が必要な場合があるため、洗濯表示タグを確認して適切な温度設定を行うことが重要です。高温での使用時は焦げやテカリに注意してください。
Q9 : シャツの『裄丈(ゆきたけ)』はどの長さを指すか?
裄丈は後ろ首の中心点から肩を通り袖先まで計測した長さを指す日本で一般的な表記で、ジャケットやシャツの袖のフィットを決める重要な寸法です。首の後ろ中心から肩先を経由して手首まで測ることで、腕の動きに対する余裕や袖の長さが適切か判断できます。サイズ表記やオーダーの際に裄丈を正しく把握しておくと、袖が短すぎたり長すぎたりする失敗を避けられます。
Q10 : メンズシャツのボタンは一般的にどちら側についているか?
メンズシャツのボタンは着用者から見て右側に付いているのが一般的です。対照的にレディースシャツは左側にボタンが付くことが多く、この違いは歴史的な慣習や着付け方法の差に由来します。日常的なシャツ選びやリフォーム、ボタンの付け直しを行う際には、左右の違いを正しく理解しておくと仕立て直しやボタン付けがスムーズになります。また古着や輸入品では例外もあるため、購入時には実際に合わせて確認することが推奨されます。
まとめ
いかがでしたか? 今回はシャツクイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はシャツクイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。