Tシャツの素材や製法、デザインには様々な工夫がされていることをご存知ですか。Tシャツクイズで、生地の特徴や印刷方法、洗濯のコツなど、Tシャツの知られざる魅力を探ってみましょう。Tシャツはシンプルな一枚ですが、素材や製法、デザインによってまるで違う表情を見せてくれます。着心地や耐久性、デザイン性など、Tシャツの細部にこそ、そのブランドの想いが込められているのです。この機会に、あなたのTシャツ知識を深めてみてはいかがでしょうか。
Q1 : 綿とポリエステルの50/50混紡Tシャツの一般的な特徴はどれか? 綿の快適さとポリエステルの耐久性や速乾性を兼ね備える 綿100%と比べて必ず縮まない 洗濯や着用で色落ちしない保証がある プリントが一切できない素材である
綿とポリエステルの混紡(例えば50/50)は、綿の吸湿性や柔らかさとポリエステルの強度・耐久性・速乾性を組み合わせたバランス型の生地になります。綿100%よりもシワになりにくく乾きやすい反面、静電気が起こりやすかったり、着心地や肌触りがやや合成繊維寄りになることがあります。縮みや色落ちの挙動は加工や洗濯方法により変わるため一概に保証できません。
Q2 : 『クルーネック(crew neck)』Tシャツの特徴はどれか? V字に開いた襟で胸元が見える形 丸く詰まった襟で首元が隠れやすい形 襟にボタンが付きビジネス寄りの形 幅広のボートネックで肩が開く形
クルーネックは丸首とも呼ばれ、襟ぐりが円形で首元に沿って詰まるデザインが特徴です。最も一般的なTシャツの襟型で、カジュアルな着こなしに適しておりレイヤードもしやすい形状です。Vネックは胸元がV字に開くため視覚的に首を長く見せたりカジュアルさやフォーマルさの調整に使われますが、クルーネックはシンプルでユニセックスに使われることが多いです。
Q3 : リングスパン綿(ring-spun cotton)の特徴はどれか? 短繊維をまとめて粗く紡いだ糸で、ざらつきがある 長繊維を引き伸ばして撚った糸で、柔らかく肌触りが良い 防縮加工を施した綿 丸胴編みで仕立てられた生地
リングスパン綿は綿繊維を引き伸ばして余分な短繊維を取り除き、繊維同士を強く撚って作る糸のことです。この工程により糸が細く均一になり、結果として生地はより柔らかく滑らかな風合いになり耐久性も向上します。これに対しオープンエンド(open-end)は工程が簡略でやや粗い表面になりやすいなどの差があります。リングスパンは高級Tシャツでよく用いられます。
Q4 : 「丸胴(チューブ)編み」のTシャツについて正しい説明はどれか? 脇に縫い目があり体にフィットしやすい 首周りが広く開くデザインに向く 胴体が筒状で脇に縫い目がなく、より安価に作れる 袖が接ぎ合わせられていない製法
丸胴(チューブ)編みは筒状に編まれた生地をそのまま使う製法で、脇に縫い目が無いのが大きな特徴です。脇縫いがないため生地を無駄なく使えることからコストが抑えられることが多く、Tシャツによっては生地のねじれが起きやすいという短所があります。一方で脇縫いがあるTシャツ(サイドシーム)は体に沿いやすくフィット感の良い仕立てになりやすいなどの違いがあります。
Q5 : Tシャツ印刷の手法「DTG(Direct to Garment)」の特徴として正しいものはどれか? シルクスクリーンでインクを版に通して刷る方式 カッティングしたビニールを熱圧着する方式 昇華プリントでポリエステル専用の方式 インクジェットで直接Tシャツに印刷する方式で、多色や写真に向く
DTG(Direct to Garment)はインクジェットプリンタのようにインクを直接繊維に噴射して印刷する方式です。写真や多色グラデーションの再現性が高く、少量多品目の注文に向いています。綿素材に対しては特に発色が良く、下地の白インクなど前処理(プレトリートメント)が必要な場合があります。大量生産ではシルクスクリーンに比べコスト面で劣る場合がありますが、短納期・多色表現が利点です。
Q6 : コームドコットン(combed cotton)の説明として正しいものはどれか? 短繊維や不揃いな繊維を取り除き、なめらかで強い糸を作る加工 有機栽培された綿だけを指す用語 染色後に防縮加工を施した綿のこと ポリエステル混紡の綿を指す
コームドコットンは紡績の前段階でコーミング(櫛通し)という工程を行い、短い繊維やごみなどを除去して長く均一な繊維だけを残す処理を指します。その結果、糸は滑らかで強度が増し、毛羽立ちや糸切れが少なく、仕上がりがきれいになります。コームドは生地の風合いや耐久性を高めるために用いられる工程で、必ずしも有機綿を意味するわけではありません。
Q7 : 「タグレス」Tシャツとは何を指すか? 紙のぶら下げタグが付いたタイプ 襟元に縫い付けられた布製タグがない、代わりに熱転写などで表示されているタイプ 首元に刺繍タグが付いているタイプ サイズタグが外付けされているタイプ
タグレス(tagless)は首元に縫い付けられた布タグを省き、代わりに熱転写プリントやインクでサイズやケア表示を直接印字しているTシャツを指します。タグによるチクチク感がないため快適性が増し、ブランドではネックのデザイン性を向上させる目的でも採用されます。洗濯表示や素材表示は転写や内側プリントで行われるため、取り扱い表示の見落としに注意が必要です。
Q8 : プリントを長持ちさせるための洗濯方法として最も適切なのはどれか? 漂白剤を入れて定期的に洗う 高温の温水と強い洗剤で汚れを徹底的に落とす プリント面を内側にして冷水で弱い洗い、陰干しや低温乾燥にする ドライクリーニングのみで洗う
プリントの劣化を抑えるためには、プリント面を内側にして洗濯ネットに入れ、冷水やぬるま湯で優しく洗うのが基本です。強い漂白剤や高温はインクの色はがれや生地の収縮を招くため避け、乾燥は直射日光や高温タンブルを避けて陰干しするか低温で短時間にするのが望ましいです。洗剤は中性や弱アルカリ性を選び、柔軟剤はプリント面に悪影響を与えることがあるので使用を控えると長持ちします。
Q9 : オーガニック綿について、生産・環境・労働基準を包括的に認証する国際規格はどれか? OEKO‑TEX(エコテックス) Fair Trade(フェアトレード) ISO(国際標準化機構)の一般規格 GOTS(Global Organic Textile Standard)
GOTS(Global Organic Textile Standard)は有機繊維の原料調達から繊維加工、染色、縫製、ラベリングにいたるまでの環境基準と労働条件を総合的に規定する国際的な認証基準です。化学物質の使用制限、廃水処理、児童労働禁止や労働者の権利保護なども含まれており、有機認証とサプライチェーン管理の両面で審査が行われます。OEKO‑TEXやフェアトレードとは範囲や焦点が異なります。
Q10 : Tシャツの生地の厚さを表す単位「GSM」とは何の略称か? 平方メートルあたりのグラム数 (grams per square meter) 平方センチメートルあたりのグラム数 ヤードあたりのオンス数(ounces per yard) 糸密度(threads per inch)
GSMはgrams per square metre"の略で、布地の重さを示す指標です。1平方メートルあたり何グラムあるかを数値化したもので、数値が大きいほど厚手でしっかりした生地になります。一般的なTシャツはライトウェイトで約120〜150GSM、ミディアムで約160〜180GSM、ヘビーで200GSM以上とされ、着心地や耐久性、ドレープ性に影響します。GSMは繊維の種類や編み方と合わせて評価すると製品比較がしやすくなります。"
まとめ
いかがでしたか? 今回はTシャツクイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はTシャツクイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。