イヤホンは、音楽を楽しむだけでなく、テレワークやオンライン会議などさまざまな場面で活用されています。このクイズでは、イヤホンの仕組みや性能、使い分けのポイントなど、知っておくと便利な基本知識を楽しく学べます。イヤホンの種類や機能について詳しく理解を深めながら、自分に合ったイヤホンを選ぶヒントが得られるはずです。イヤホンについてもっと詳しくなりたい方は、ぜひこのクイズにチャレンジしてみてください。
Q1 : IPX等級で「IPX4」と表記されているイヤホンは、どの程度の防水性能を持つことを意味するか?
IPX4は水の飛沫に対する保護を示し、あらゆる方向からの水の飛沫(スプラッシュ)に対して一定の耐性があることを意味する。雨や汗程度であれば使用に耐えるが、完全な水没や高圧水流には対応しない。防水性能は等級ごとに範囲が異なるため、屋外での使用や汗対策で選ぶ際はIPX等級を確認し、想定される使用環境に合わせた製品選択が重要である。
Q2 : ワイヤレスイヤホンの「遅延(レイテンシ)」に最も影響を与える要因として正しいのはどれか?
ワイヤレス再生での遅延は主に送信側のエンコード、伝送、受信側のデコード処理に依存し、特にBluetoothコーデック(SBC、AAC、aptX、LDACなど)やその実装により遅延が大きく変わる。低遅延を重視する場合はaptX LLや特定のプロファイル対応製品、またはゲーミングモードを備えた機器を選ぶと良い。ハードウェアの処理能力やBluetoothバージョンも影響するがコーデックが決定的な要素となることが多い。
Q3 : バランスド・アーマチュア(BA)ドライバーについて一般的に正しい説明はどれか?
バランスド・アーマチュア(BA)ドライバーは非常に小型で高い制御性を持ち、高域の解像度や中高域の再現に優れるため、イヤホンでは複数のBAを用いて帯域ごとに分担させるマルチドライバー設計が採られることが多い。低域はダイナミックドライバーに比べ弱いことがあり、設計上のバランスやクロスオーバー実装が重要となる。駆動に高電圧を必要とするわけではなく、開放型専用でもない。
Q4 : イヤホンのインピーダンス(Ω)が高い場合、一般的にどうなるか?
インピーダンスが高いイヤホンは同じ音圧を得るためにソース側からより大きな電圧を必要とするため、スマートフォンなど駆動力の弱い機器では十分に鳴らせないことがある。逆にアンプやポータブルヘッドホンアンプで駆動すれば有利に働く場合もある。感度(効率)やインピーダンスの組み合わせで実際の再生音量や歪み特性は決まるため、単純にインピーダンスだけで性能を判断するのは誤りである。
Q5 : アクティブノイズキャンセリング(ANC)の方式のうち、外部の音を外側のマイクで直接検出して処理する方式はどれか?
フィードフォワード型のANCは外側(環境側)に配置したマイクで周囲のノイズを先に検出し、それをもとに逆位相の信号を生成して再生する方式で、風切り音など外側の大きなノイズに強い利点がある。フィードバック型は耳穴内側のマイクで実際の耳内音を監視して補正する。一方でハイブリッドは両者を組み合わせて広い帯域で効果を狙う。方式ごとに得意不得意があり設計のトレードオフが存在する。
Q6 : 左右が独立してワイヤレスで動作し、充電ケースで収納・充電するタイプのイヤホンの呼び方として正しいのはどれか?
完全ワイヤレスイヤホン(TWS: True Wireless Stereo)は左右のハウジング内にそれぞれバッテリーと無線受信機を内蔵し、ケーブルで繋がっていないタイプを指す。充電ケースは持ち運びと充電を兼ね、収納時にイヤホン本体を保護する機能もある。ペアリングや左右の同期、バッテリー持続時間、接続安定性などが製品ごとに異なり、使用用途に応じて製品選びをすることが重要である。
Q7 : オープンバック(開放型)とクローズドバック(密閉型)のイヤホン/ヘッドホン特性について、一般に正しいのはどれか?
オープンバック(開放型)はハウジングに音が逃げる設計のため、音の反射が少なくスピーカーに近い自然な音場感や広がり(サウンドステージ)を得やすい。一方で音漏れや外部音の侵入が多く、屋外や騒音下での使用には向かない。密閉型は密閉性により低域の押し出しや遮音性能に優れるが、音場はやや狭く感じられることがある。用途に応じて選ぶのが基本である。
Q8 : イヤホンの「感度(Sensitivity)」が示すのはどれか?
感度は一般に、与えられた入力(例えば1mWの入力)に対してイヤホンがどれだけの音圧(dB SPL)を出すかを表すもので、同じ出力機器で比較した場合にどちらが大きな音を出しやすいかの目安になる。インピーダンスと感度の両方を考慮すれば、ポータブル機器での駆動性や実際の音量が判断しやすい。周波数特性や歪みなど他の仕様とも併せて評価する必要がある。
Q9 : イヤホンの駆動方式のうち、ダイヤフラムとボイスコイル(可動コイル)を使って音を発生させるのはどれか?
ダイナミックドライバー(可動コイル)はダイヤフラムに取り付けられたボイスコイルを磁界内で動かして空気を振動させ音を作る方式で、構造が比較的単純かつ低域の量感が得やすい。一方、バランスド・アーマチュアは小さなアーマチュア(磁気棒)を動かす構造で高域の解像度に優れるが低域が弱いことがある。プラナーマグネティックや静電式は原理が異なり、高解像度や低歪みを狙った高級機に使われることが多い。用途や音の好みによって選ぶのが基本である。
Q10 : Bluetoothオーディオコーデックのうち、理論上もっとも高い最大ビットレートをサポートすることで知られるのはどれか?
LDACはソニーが開発したBluetoothコーデックで、最大約990kbpsの高ビットレートをサポートするモードがあり、対応機器間では高音質伝送が可能となる。一方、SBCはBluetooth標準の汎用コーデックでビットレートは低め、AACは主にApple製品での相性が良いが伝送帯域は機器や実装に依存する。aptX系は低遅延や音質向上を狙ったバリエーションがあるが、LDACの最大帯域には及ばないことが多い。
まとめ
いかがでしたか? 今回はイヤホンクイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はイヤホンクイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。