詩クイズに挑戦しよう!この記事では、英語詩の巨匠たちの名作や日本の伝統詩形について、10問のクイズを用意しました。作者の名前、詩の内容、詩形の特徴など、文学に詳しくなくても楽しめる問題ばかりです。ロマン派の代表作や近代詩の名作、そして俳句や短歌といった和歌文学まで、様々なジャンルの詩を題材に、あなたの知識を試してみましょう。多彩な作品から出題されているので、思わぬ発見もあるかもしれません。さあ、さっそく詩クイズにチャレンジしてみましょう!
Q1 : 「No man is an island(人は島ではない)」という有名な一節は誰の著作に由来するか? ジョン・ミルトン(John Milton) ジョン・ダン(John Donne) ウィリアム・シェイクスピア(William Shakespeare) ジョン・カトン(John Cotton)
正解はジョン・ダンです。この言葉はジョン・ダンの『Meditation XVII(瞑想第17番)』の一節に由来し、同作は『Devotions upon Emergent Occasions(緊急事情に際しての瞑想)』に収められ1624年刊行されました。『No man is an island』は人間の相互依存性を示す表現として広く引用され、共同体や連帯の重要性を説く思想的な文脈で用いられます。ダンは形而上詩と宗教的瞑想を融合させた作品群で知られる英語ルネサンス期の重要な詩人です。
Q2 : 「草の根にも生きとし生けるものへの共感を詠んだ素朴で人間味のある俳句」で知られる江戸時代の俳人は誰か? 松尾芭蕉(まつお ばしょう) 与謝蕪村(よさ ぶそん) 小林一茶(こばやし いっさ) 正岡子規(まさおか しき)
正解は小林一茶です。一茶(1763年–1828年)は江戸時代後期の俳人で、民衆生活や子供・小動物への温かな眼差しを持ち、自己の感情を素直に表現する俳句で知られます。芭蕉・蕪村とともにしばしば三大俳人に挙げられ、一茶の句は仏教的な無常観だけでなく、ユーモアや哀感、個人的な哀歓が混じり合った人間味あふれる作風が特徴です。近年でも幅広い読者に親しまれている俳人の一人です。
Q3 : 次の英文詩の冒頭行「Because I could not stop for Death — He kindly stopped for me」は誰の作品の一節か? ウォルト・ホイットマン(Walt Whitman) エミリー・ブロンテ(Emily Brontë) クリスティーナ・ロセッティ(Christina Rossetti) エミリー・ディキンソン(Emily Dickinson)
正解はエミリー・ディキンソンです。この行はディキンソンの代表的な詩の一つで、死を擬人化し、「死がやって来て君を連れに来る」という逆説的で冷静な語り口で死と不滅、魂の運命を扱います。ディキンソンは生前ほとんどの詩が未刊であり、死後に編集された作品群で評価が高まりました。短く凝縮された独特の句読点とメトリック、象徴性の高い言語が特徴で、近代詩の重要な先駆とされています。
Q4 : 詩や修辞で同じ子音で始まる語の反復を指す用語は何か? 頭韻(アリテレーション) 母韻(アソナンス) 擬音語(オノマトペ) 同語反復(レフレイン)
正解は頭韻(アリテレーション)です。頭韻は行やフレーズの語頭に同じ子音音を繰り返して用いる修辞技法で、英語の例では「She sells sea-shells」のようにs音が連続する場合が該当します。母韻(アソナンス)は母音の反復、擬音語は音を模した語、レフレインは句や節の反復を指し、それぞれ頭韻とは機能が異なります。頭韻は音響的効果で詩にリズムや強調を与える手法として広く利用されます。
Q5 : 「Do not go gentle into that good night(やさしくあの良き夜に行くな)」の作者は誰か? ジェラール・マンリー・ホプキンス(Gerard Manley Hopkins) ディラン・トマス(Dylan Thomas) シーモアズ・ヒーニー(Seamus Heaney) W. H. オーデン(W. H. Auden)
正解はディラン・トマスです。この詩はディラン・トマスが自身の父の死を念頭に置いて書いたヴィラネル形式の詩で、1947年に作られ、1951年に刊行され広く知られるようになりました。詩は反復される呼びかけと激しい情緒を通して、死に直面する人々に対し諦めずに抵抗するよう促す主題を持ち、強烈なイメージとリズム感により20世紀詩の代表的作品の一つとされています。>
Q6 : 次の英文詩「I wandered lonely as a cloud(邦題:水仙)」の作者は誰か? ウィリアム・ワーズワース(William Wordsworth) サミュエル・テイラー・コールリッジ(Samuel T. Coleridge) ジョン・キーツ(John Keats) パーシー・ビッシュ・シェリー(Percy Bysshe Shelley)
ウィリアム・ワーズワースが正解です。『I wandered lonely as a cloud』(通称「水仙(Daffodils)」)はワーズワースが1804年に発想し、1807年に刊行された詩集に収められた代表作の一つです。詩は彼が1802年に姉ドロシーと湖水地方を歩いていた際に見た水仙の群生に触発されて書かれ、自然の情景を内面的な感情と結びつけるロマン派の典型例とされています。詩のイメージは彼の姉の日記記録とも一致しており、近代英詩における自然描写と個人的感情の融合を示す重要な作品です。
Q7 : 松尾芭蕉の代表作『奥の細道』に関して正しい説明はどれか? 芭蕉は短い連作小説を書いた 『奥の細道』は俳諧に短歌を混ぜた作品である 芭蕉の紀行文であり、俳文(俳詩と随筆の融合)として知られる 江戸時代の連歌集で、複数の作者による座談が元になっている
正解は『芭蕉の紀行文であり、俳文(俳句と随筆の融合)として知られる』です。『奥の細道』は松尾芭蕉が1689年(元禄2年)に旅した東北・北陸方面の行程を俳文の形式で記した紀行文学で、俳句(短詩)と随筆風の散文が融合した『俳文』の代表作とされています。作品は風景描写と詩的省察、歴史や古典への言及を織り交ぜ、自然と人生観を重ねる独特の文体で日本文学史上高く評価されています。
Q8 : 日本の伝統詩形で五・七・五・七・七の音数をもつものは何か? 俳句 和歌 短歌 連歌
正解は「短歌」です。短歌は五・七・五・七・七、合計三十一音(拍)からなる日本の定型詩で、古くは『万葉集』以来の和歌の伝統を受け継ぎます。近代以降は「短歌」という呼称が一般的になりました。なお「和歌」は歴史的には短歌を含む広い概念であり、形式的には短歌と重なることが多いため混同されやすい点に注意が必要です。一方、俳句は五・七・五の十七音で、連歌は複数人で連ねる連作詩の形式です。
Q9 : 詩『The Waste Land(荒地)』の著者は誰か? T. S. Eliot(T・S・エリオット) Ezra Pound(エズラ・パウンド) W. B. Yeats(W・B・イェイツ) T・S・エリオット(選択肢をわざと末尾に配置)
正解は末尾の選択肢にあるT・S・エリオットです。『The Waste Land(荒地)』はT・S・エリオットによる1922年刊行の長詩で、第一次世界大戦後の文化的・精神的荒廃を多様な断章、引用、他言語の挿入を通して表現したモダニズム詩の代表作です。編集や短縮には同時代の詩人エズラ・パウンドの助言が深く関わり、断片的かつ多声的な構成で多くの解釈を生み、20世紀詩の方向性に大きな影響を与えました。
Q10 : 『二十の愛の詩と一つの絶望の歌(Veinte poemas de amor y una canción desesperada)』の作者は誰か? パブロ・ネルーダ(Pablo Neruda) ガブリエラ・ミストラル(Gabriela Mistral) フェデリコ・ガルシーア・ロルカ(Federico García Lorca) ホルヘ・ルイス・ボルヘス(Jorge Luis Borges)
正解はパブロ・ネルーダです。『二十の愛の詩と一つの絶望の歌』はネルーダが1924年、十代の若さで発表した詩集で、情熱的で官能的な恋愛詩が並び、彼の名を国際的に知らしめました。ネルーダはチリ出身の詩人で、後に1971年にノーベル文学賞を受賞します。本詩集は若い恋愛の歓びと苦悩を率直な感情で描き、その後のラテンアメリカ詩にも大きな影響を与えました。
まとめ
いかがでしたか? 今回は詩クイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回は詩クイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。