スポーツの試合で選手の勝敗や反則を冷静に見極める「審判」。競技ごとに判定のサインやルール、道具、役職の呼び名まで大きく異なり、そこには長い歴史や文化が刻まれています。あなたはどれだけ知っていますか?サッカー、相撲、柔道、ボクシングなど、さまざまな競技の審判にまつわるルールや豆知識をクイズ形式で全10問ご用意しました。正解を目指しつつ、スポーツの奥深さに触れてみてください。
Q1 : サッカーで、映像を用いて主審の重要な判定を支援するビデオ判定システムの略称は次のうちどれ?
VAR(Video Assistant Referee、ビデオ・アシスタント・レフェリー)は、主審の判定をビデオ映像で支援するシステムで、2018年のFIFAワールドカップロシア大会で初めて本格導入されました。介入できる場面は、得点の有無、PKの判定、一発レッドによる退場の判定、人違い(警告・退場対象者の誤認)の4つに限定されています。ピッチ外のVARルームから主審へ助言が送られますが、最終的な判定は必ずピッチ上の主審が下します。
Q2 : 剣道の試合で、審判員が有効打突(一本)の判定に使う2本の旗の色の組み合わせはどれ?
剣道の公式試合は3人の審判員(主審1名と副審2名)によって裁かれ、各審判員は赤と白の2本の旗を持ちます。試合前に両選手にそれぞれ赤と白の目印(タスキ)が割り当てられ、有効打突があったと判断した審判は該当する色の旗を上げて示します。3人のうち2人以上が同じ色を上げれば一本が成立する合議制を採用しています。棄権や反則を示す場合にも旗の上げ方が細かく定められており、選手を色で中立的に区別する仕組みです。
Q3 : バレーボールの試合で、主審が試合中に立っている位置はどこ?
バレーボールの試合では、主審はネット脇に設置された審判台(レフリースタンド)の上に立ち、高い位置からコート全体を見下ろすように試合を統括します。ネットを挟んで両コートを同時に見下ろせるこの位置は、ネットタッチ、オーバーネット、ホールディングやローテーションの反則などを判定するのに最適です。副審は主審とは反対側のコート脇に立ち、線審(ラインズマン)は各コーナーに配置されて境界線内外の判定を担当します。
Q4 : 国際ハンドボールの試合で、警告を示すために審判が選手に提示するカードの色は?
ハンドボールでは警告を示すカードとして黄色のイエローカードが使用され、危険なプレーやスポーツマンらしくない行為に対して提示されます。同じ選手に対して黄色は1試合で1枚までしか出せません。さらに重い処分として「2分間の一時退場」があり、同じ選手が3回目の2分退場を受けると失格(レッドカード)となります。サッカーと似たカード制度ですが、ハンドボール独自の2分間退場ルールがある点が大きな特徴です。
Q5 : ボクシングの試合で、ダウンした選手が最大何秒以内に立ち上がって戦闘態勢に戻らなければKO負けとなる?
ボクシングでは選手がダウンするとレフェリーがカウントを開始し、10秒以内に自力で立ち上がりファイティングポーズを取らなければ「ノックアウト(KO)」として試合は終了します。カウントはおよそ1秒間隔で「ワン、ツー、スリー…テン」と英語で数えられます。なお、スリーダウン制を採用する団体では、同一ラウンド中に3回ダウンを奪われるとテクニカルノックアウト(TKO)負けとなるルールもあります。
Q6 : 柔道の試合で「一本」を宣告する際、主審が行う正式なジェスチャーはどれ?
柔道で「一本」は試合における最高評価であり、主審はそれを宣告する際、右腕(片手)を頭上にまっすぐ高く上げます。一本は相手を仰向けに強く投げた時や、固め技で20秒間抑え込んだ時、絞め技や関節技で相手が参ったをした時などに与えられ、宣告された瞬間に試合は終了します。他にも「技あり」は片手を肩の高さで横に伸ばし、「指導」は人差し指で相手を指すなど、判定ごとに決まった所作があります。
Q7 : アメリカンフットボールで、主審が反則の発生を示すためにフィールドに投げ入れる物は次のうちどれ?
アメリカンフットボールでは反則が起きると、審判が黄色い布の旗(ペナルティフラグ)を反則が起きた場所に投げ入れます。プレー終了後、主審(レフェリー)が反則の種類、反則を犯したチーム、罰則のヤード数、攻撃権の変動などを身振りとワイヤレスマイクで観客に説明します。この「フラッグ・オン・ザ・プレー」はアメフト独特の文化で、観客やテレビカメラからも反則発生が一目で視覚的に分かる仕組みになっています。
Q8 : 大相撲の土俵上で力士の立合いから勝敗判定までを担当する審判のことを何と呼ぶ?
大相撲の土俵上で勝負を裁く審判のことを「行司(ぎょうじ)」と呼びます。行司は独特の装束をまとい軍配うちわを持ち、立合いの宣告から勝敗判定まで一貫して担当します。階級制になっており、最高位は「立行司(たてぎょうじ)」で、木村庄之助・式守伊之助の名跡を代々継承しています。呼出は力士の名を呼び上げる係、床山は髷を結う係で、それぞれ土俵上での役割が明確に分かれています。
Q9 : NBA(北米プロバスケットボール)で、1人の選手がパーソナルファウルを何回犯すと退場(ファウルアウト)になる?
NBA(北米プロバスケットボール)のルールでは、1人の選手がパーソナルファウルを6回犯した時点で退場(ファウルアウト)となり、その試合に再び出場することはできません。一方、国際バスケットボール連盟(FIBA)のルールでは5回でファウルアウトとなり、日本のBリーグや高校・大学の試合もFIBAルールに準拠しています。試合時間(NBAは12分×4)やコートサイズなど、NBAとFIBAではルール細部にも違いがあります。
Q10 : サッカーの試合で、軽い反則や警告を示すために主審が選手に提示するカードの色は何色?
サッカーの試合で使われるカード制度は、イングランドの審判ケン・アストンが1966年ワールドカップでの出来事をきっかけに考案し、1970年メキシコワールドカップで初めて導入されました。黄色いカードは警告(イエローカード)を意味し、危険なプレーや繰り返しの反則、時間稼ぎなどに対して提示されます。同じ試合で2枚目の黄色を受けると自動的に赤(退場処分)となります。交通信号の色からヒントを得て作られたと言われています。
まとめ
いかがでしたか? 今回は審判クイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回は審判クイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。