本屋大賞は、全国の書店員が「いちばん売りたい本」を投票で選ぶ、ユニークな文学賞です。2004年の創設以来、多くの話題作が受賞し、出版業界で大きな影響力を持つようになりました。作家や評論家ではなく、現場で本を売る書店員による選考という特徴から、読者目線に近い作品が選ばれることで知られています。このクイズでは、本屋大賞の歴史や受賞作品、選考方法など、この賞についての知識を試す10問を用意しました。あなたは本屋大賞についてどれくらい知っていますか?チャレンジしてみてください。
Q1 : 本屋大賞の正式名称は?
本屋大賞の正式名称は「全国書店員が選んだいちばん売りたい本大賞」です。ただし、一般的には「本屋大賞」という略称で親しまれています。この正式名称には、この賞の特徴とコンセプトがすべて込められています。「全国書店員が選んだ」という選考方法の特徴、「いちばん売りたい本」という従来の文学賞とは異なる選考基準が明確に表現されています。この名称からも、書店員の目線で「お客様におすすめしたい」「店頭で売りたい」という実践的な視点が重視されていることが分かります。
Q2 : 2010年に本屋大賞を受賞した冲方丁の作品の主人公は?
2010年(第7回)本屋大賞を受賞した冲方丁の「天地明察」の主人公は渋川春海(安井算哲)ですが、この問題は平安時代の女性作家について問うています。正解は紫式部で、源氏物語の作者として知られています。「天地明察」は江戸時代初期の天文暦学者・渋川春海が主人公の歴史小説で、日本独自の暦を作り上げる過程を描いた作品です。冲方丁がSF作家から時代小説へと活動の幅を広げた代表作となりました。
Q3 : 本屋大賞の選考は誰が行う?
本屋大賞の選考は全国の書店員によって行われます。これが本屋大賞の最大の特徴で、「いちばん売りたい本」を書店員が選ぶという独自のコンセプトを持っています。文学賞の多くが作家や評論家、編集者などの専門家によって選考されるのに対し、本屋大賞は現場で本を売る書店員の視点から「面白い」「お客様におすすめしたい」作品を選んでいます。この仕組みにより、読者目線に近い、売れる可能性の高い作品が選ばれることが多いのが特徴です。
Q4 : 2020年に本屋大賞を受賞した凪良ゆうの作品は?
2020年(第17回)本屋大賞を受賞したのは凪良ゆうの「流浪の月」です。この作品は、幼い頃に「誘拐事件」に巻き込まれた少女と青年の、15年後の再会を描いた物語です。世間の偏見や思い込みと向き合いながら、二人の心の交流を丁寧に描いた作品として高く評価されました。凪良ゆうはBL小説から一般小説へと活動の場を広げた作家で、この作品が本屋大賞受賞により一般読者にも広く知られるようになりました。2022年には映画化もされています。
Q5 : 本屋大賞が創設されたのは何年?
本屋大賞が創設されたのは2004年です。正確には第1回本屋大賞の発表・授賞式が2004年4月に行われました。この賞は「新刊書を扱う書店(オンライン書店も含む)で働く書店員が、『いちばん売りたい本』を投票で選ぶ文学賞」として誕生しました。従来の文学賞とは異なる書店員による選考という斬新なアイデアが話題となり、選ばれた作品の売上向上効果も高いことから、出版業界で注目される賞となっています。毎年4月頃に発表されるのが恒例となっています。
Q6 : 2019年に本屋大賞を受賞した瀬尾まいこの作品は?
2019年(第16回)本屋大賞を受賞したのは瀬尾まいこの「そして、バトンは渡された」です。この作品は、血のつながらない親たちに育てられた少女・優子の成長を描いた家族小説です。継父母が次々と変わる中で、それぞれから愛情という「バトン」を受け取りながら成長していく優子の姿が温かく描かれています。瀬尾まいこの代表作の一つとなり、本屋大賞受賞後もロングセラーとなりました。家族の形は様々であることを自然に描いた作品として多くの読者に愛されています。
Q7 : 本屋大賞で2度受賞した作家は?
本屋大賞で2度受賞した作家は恩田陸です。2005年(第2回)に「夜のピクニック」で、2017年(第14回)に「蜜蜂と遠雷」で受賞しています。「夜のピクニック」は高校生活最後の一大イベントである歩行祭を描いた青春小説、「蜜蜂と遠雷」は国際ピアノコンクールを舞台にした音楽小説で、後者は直木賞も同時受賞しました。恩田陸は幅広いジャンルで活躍する作家で、この2作品も全く異なるテーマでありながら、どちらも多くの読者に愛される作品となっています。
Q8 : 2018年に本屋大賞を受賞した辻村深月の作品は?
2018年(第15回)本屋大賞を受賞したのは辻村深月の「かがみの孤城」です。この作品は、不登校の中学生・こころが鏡の向こうの世界で出会った6人の同世代の少年少女との交流を描いたファンタジー作品です。現代の子どもたちが抱える問題を丁寧に描きながら、希望に満ちた結末へと導く物語構成が高く評価されました。辻村深月の代表作の一つとなり、アニメ映画化もされています。若い読者を中心に幅広い世代に読まれ、本屋大賞らしい「売りたい本」として選ばれました。
Q9 : 2004年に第1回本屋大賞を受賞した小川洋子の作品は?
第1回本屋大賞(2004年)を受賞したのは小川洋子の「博士の愛した数式」です。この作品は記憶が80分しか持たない元数学者の博士と家政婦、その息子との心温まる交流を描いた物語で、数学を通じて描かれる人間関係が多くの読者と書店員に愛され、記念すべき第1回の大賞に選ばれました。映画化もされ、寺尾聰が博士役を演じました。
Q10 : 東野圭吾が本屋大賞を受賞した作品は?
東野圭吾の「容疑者Xの献身」が2006年(第3回)本屋大賞を受賞しました。この作品は物理学者・湯川学(ガリレオ)シリーズの長編第1作で、天才数学者・石神が隣人の母娘を救うために完全犯罪を企てる物語です。東野圭吾の代表作の一つとして知られ、映画化もされました。直木賞も同時受賞しており、東野圭吾の作家としての地位を決定づけた重要な作品となっています。
まとめ
いかがでしたか? 今回は本屋大賞クイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回は本屋大賞クイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。