ドールクイズ – 人形の歴史と文化にまつわる10の問題
人形は、誕生から今日まで世界中で愛され続けてきた人類の永遠のお友達です。日本の伝統的な雛人形や木彫りのこけし、西洋の磁器製ビスクドール、近代的なバービーなど、その表情や造形は時代とともに変化してきました。
本クイズは、そうした人形文化の歴史や特徴について、10の問題に挑戦していただきます。人形への深い理解と愛着を育んでいただければ幸いです。
Q1 : プーリップ(Pullip)人形の特徴として正しいものはどれか?
プーリップ(Pullip)は2000年代初頭に登場したドールで、特徴的なのは頭部が大きくデフォルメされたプロポーションと、目の開閉や左右の視線移動が可能なメカニズムを内蔵している点です。韓国のメーカーが企画し日本で人気を得たシリーズで、ファッション性の高い衣装や多様なヘアスタイル、可動するボディによってコレクターの人気を集めています。目の動きや表情の変化が写真表現にも向いています。
Q2 : アメリカの童話的なラグドール『ラギディ・アン(Raggedy Ann)』を創作したのは誰か?
ラギディ・アン(Raggedy Ann)はアメリカの作家・イラストレーターであるジョニー・グルール(Johnny Gruelle)が創作したキャラクターで、1915年に初めて登場しました。グルールは自身の絵本とともにラギディ・アンの人形を商品化し、続いてラギディ・アンの弟ラギディ・アンディ(Raggedy Andy)などのシリーズを展開しました。布製の愛らしい人形と物語は長年にわたり子どもたちに親しまれています。
Q3 : 『コンポジション人形』の主な材料はどれか?
コンポジション人形は、木屑・紙粉・ボーン粉などの粉末を接着剤で混ぜ合わせて成形した合成素材(コンポジション)でできた人形を指します。19世紀末から20世紀初頭にかけて普及し、セルロイドやビニールといったプラスチック素材が一般化するまで広く用いられました。耐久性や成形のしやすさから大量生産に適しましたが、湿気や衝撃で割れやすい欠点もあり、現存品は保存状態によって価値が変わります。
Q4 : ビスクドール(bisque doll)の顔などに使われる素材は何か?
ビスクドールとは、無釉の陶器(ビスク=素焼きに近い白い磁器)で作られた人形のことで、主に顔や手足に使われます。19世紀末から20世紀初頭にかけてフランスやドイツで製造が盛んになり、繊細な彩色やマットな質感が特徴です。釉薬をかけないため陶肌はやや吸水性があり、リアルな肌の表現が可能ですが、割れやすく取り扱いに注意が必要です。後にセルロイドやビニール製の人形が普及しました。
Q5 : バービー人形の公式のフルネームはどれか?
バービー人形の公式フルネームは「Barbara Millicent Roberts(バーバラ・ミリセント・ロバーツ)」です。1959年にマテル社のルース・ハンドラーが考案し発売され、以後長年にわたり世界中で人気を博しています。バービーは職業やファッションの設定が多岐にわたり、時代ごとの文化や価値観を反映して変化してきました。商業的成功だけでなく、ジェンダーや美意識に関する議論を呼ぶこともしばしばあります。
Q6 : ボークス(Volks)が1990年代に発売して現代のドールカルチャーを代表する『スーパードルフィー』は何タイプのドールか?
スーパードルフィー(Super Dollfie)はボークス社が1999年に本格的に展開した球体関節人形(BJD: Ball-Jointed Doll)です。主にレジン製のパーツをボールジョイントで接続することで高い可動性とポージング性を実現し、ヘッドやウィッグ、アイ、衣装などを交換してカスタマイズできる点が特徴です。オーナーによるメイク(メイクアップ)、衣装制作、写真撮影などのホビー文化を大きく育てました。
Q7 : 市松人形(いちまつにんぎょう)の特徴はどれか?
市松人形は、子どもの姿を写実的に表した日本の日本人形で、着物を着せられたものが多く、ガラスや石目などの瞳をはめ込んだリアルな表情が特徴です。名称は江戸時代の歌舞伎役者・市松の名前に由来する説があり、特に明治から大正期にかけて人気がありました。質感や髪型、衣装の細部にまで拘りが見られ、鑑賞用や伝統文化の保存という面でも重要視されています。
Q8 : 雛人形の『お内裏様(おだいりさま)』は通常何を表すか?
雛人形における「お内裏様」は、内裏(だいり)=天皇と宮中を象徴する男性の人形で、一般的には天皇(または男性の皇室人物)を表します。雛壇の最上段に座る「男雛(おだいりさま)」と「女雛(おひなさま)」が対になり、これは平安貴族の宮中を模した配置です。地域や時代によって飾り方の呼称・配列に差がありますが、基本的には男女の内裏を象徴する中心的な存在です。
Q9 : 雛祭り(ひなまつり)は日本で毎年いつ行われる?
雛祭りは毎年3月3日に行われ、女の子の健やかな成長と幸福を祈る行事です。起源は平安時代の「ひな流し」などに遡り、人形に厄を移して流す風習が変化して現在の飾り付けや祭礼になりました。現在は段飾りに内裏雛(お内裏様とお雛様)、三人官女、五人囃子などを配して祀るのが一般的で、地域や家庭によって飾り方や風習に差があります。雛あられや菱餅などの伝統的な食べ物もこの日に関連しています。
Q10 : 伝統的なこけし人形の主な産地はどの地域?
こけしは日本の伝統的な木製人形で、主に東北地方の温泉地で土産物として発展しました。宮城県や岩手県、秋田県など東北各地に地域ごとの技法や絵付けがあり、素朴な丸い頭と円筒形の胴、脚のない形状が特徴です。材料には主に桜や栗などを使用し、職人がろくろで挽きながら仕上げていきます。近年は復刻や現代作家の作品も注目され、観賞用やコレクションとしても人気です。
まとめ
いかがでしたか? 今回はドールクイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はドールクイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。