ピラティスは、体幹の深層筋群に着目し、呼吸と動作のコントロールを重視する運動療法です。ジョセフ・ピラティスが20世紀初頭に考案し、「コントロロジー」と呼んでいた当初は、体の姿勢と機能の改善を目的としていました。その後、名称が「ピラティス」と変遷し、現在では健康維持やリハビリテーションなど、幅広い分野で活用されています。本記事では、ピラティスの歴史や基本原則、代表的なエクササイズなどについて、10問のクイズを通して理解を深めていきます。ピラティスの知識を確認し、正しい実践につなげていきましょう。
Q1 : マットの代表的エクササイズ『ティーザー(Teaser)』が主に強化する要素はどれか?
ティーザー(Teaser)は体幹の強化とバランス、脊椎の屈曲・伸展のコントロールを同時に要求する中級〜上級のエクササイズです。仰向けから胴体を起こしてV字姿勢を作るため、深層の腹筋群と股関節の安定、そして可動域と協調性が求められます。上肢自体の筋力が主目的ではなく、体幹の統合的な強化が目的です。
Q2 : ピラティスで「コア(体幹)」の深層安定化に最も関与するとされる筋はどれか?
ピラティスでのコアは単に腹直筋だけでなく、腹横筋、骨盤底筋群、多裂筋、横隔膜など深層の安定化筋を指します。特に腹横筋は胴体の横方向から内圧を高めて脊椎を安定させる役割があり、呼吸と連動して働くためピラティスの多くのエクササイズで重視されます。外見上の「シックスパック」よりも深層筋の働きが重要です。
Q3 : ピラティスの器具『リフォーマー(Reformer)』の特徴として正しいものはどれか?
リフォーマーは可動するカリッジ(台車)をスプリングで荷重・抵抗を調整しながら滑らせる装置で、フットバーやストラップを使って上下肢や体幹の運動を行います。マットワークよりも抵抗のコントロールや補助がしやすく、筋力・柔軟性・協調性を高めるために広く使われる主要なピラティス器具です。
Q4 : ピラティスの基本的なマットエクササイズ『The Hundred(ヒュンドレッド)』の主な目的は何か?
The Hundred は呼吸とリズムを整えながら体幹を安定させるウォームアップ的エクササイズで、持続的な小さなパルス動作と呼吸の反復により循環を促進し筋温を上げます。腹部や肩甲帯の安定を保ちながら行うため、エクササイズ本体の前段階として心拍や呼吸を整え体を準備する効果が期待されます。
Q5 : ピラティスの創始者であり、ピラティス法を最初に「コントロロジー(Contrology)」と名付けた人物は誰か?
ジョセフ・ピラティス(1883–1967)がピラティス法の創始者で、彼自身はこのメソッドを『Contrology(コントロロジー)』と呼びました。第一次世界大戦やその後の活動を通じて体幹強化と姿勢改善を重視した運動体系を作り、20世紀中頃に現在の『ピラティス』という名称で広まりました。歴史的背景や名称の由来を正確に把握することでピラティスの理念が理解しやすくなります。
Q6 : ピラティスの代表的な6つの原則(センタリング、集中、コントロール、正確性、呼吸、流れ)に含まれないものはどれか?
ピラティスの6原則は一般的にセンタリング、集中、コントロール、正確性(プレシジョン)、呼吸、フロー(流れ)とされています。スピード(速さ)は原則には含まれず、むしろ動きはコントロールされたゆったりとしたテンポで行うことが重視されます。目的は正しい筋活動と姿勢制御であり、速さを追うことではありません。
まとめ
いかがでしたか? 今回はピラティスクイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はピラティスクイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。