スポーツクライミングには国際競技における3つの公式種目があります。リード、ボルダリング、スピードの3種目は国際大会やオリンピックでも採用されており、選手たちはそれぞれの特徴を生かした技術を競い合っています。ボルダリングでは課題上の「ゾーン」ポイントが重要で、東京2020では複合種目の得点方式が順位の乗算方式と特徴的でした。クライミングの難易度表示や専門用語なども、この記事でクイズ形式で紹介していきます。スポーツクライミングの奥深さを楽しく学べる一品となっています。
Q1 : IFSC公認のスピードクライミング用の壁の高さは何メートルか。
国際大会で使用されるスピードクライミングの壁は高さ15メートルで規格化されています。ホールド配置やルート形状も世界共通のひな型が用いられ、選手は同一のルートを競技者同士で競い合います。この規格化により、タイム比較が可能になり、世界記録やランキングの公正性が保たれています。
Q2 : スポートクライミング(リードの長ルートなど)の難易度表示で、ヨーロッパや日本のクライミングで一般的に使われる等級はどれか。
スポートクライミングのルート難易度表示としてヨーロッパや日本で広く使われているのはフレンチグレード(例:6a、7b、8a)です。ボルダリングにはVスケール(アメリカ式)が一般的で、UIAAは主にアルパインや一部の欧州伝統ルートで使われます。等級は国や地域、ルートの性質により併用や換算表が使われますが、スポートルートではフレンチ表記が標準的です。
Q3 : スポーツクライミングがオリンピックの正式種目として初めて採用された大会はどれか。
スポーツクライミングはオリンピックの正式種目として初めて採用されたのが東京2020大会(大会名称は東京2020、実施は新型コロナの影響で2021年に開催)です。2016年にIOCが追加種目として採用を承認し、結果として東京大会で複合形式による競技が実施され、以降の五輪での扱いや種目編成については大会ごとに調整されています。
Q4 : 東京2020の女子複合(リード・ボルダリング・スピード)で金メダルを獲得した選手は誰か。
誤答を避けるために正確に述べると、東京2020女子複合の金メダリストはスロベニアのヤニャ・ガンブレット(Janja Garnbret)です。彼女はボルダリングとリードで圧倒的な強さを持ち、複合でも総合力を発揮して金メダルを獲得しました。選択肢の中で正しいのはヤニャ・ガンブレットで、表記ゆれ(Janja/ヤニャ)は注意が必要です。
Q5 : クライミング用語の『トップアウト』の意味として正しいものは次のうちどれか。
『トップアウト』は、リードで最上部の終了動作を完了すること、あるいはボルダリングで課題の最上部に到達して動作を終えることを指します。リードの場合はトップアウトでクリップやアンカーの確保を行い完登とみなされ、ボルダリングでは最後のホールドを保持して課題を完了します。単なる途中降下や開始動作とは異なり、明確に完登を意味する用語です。
Q6 : スポーツクライミングの国際競技における3つの公式種目は次のうちどれか。
IFSC(国際スポーツクライミング連盟)が定める国際大会の公式種目はリード(ロープを用いて高さを競う種目)、ボルダリング(低い壁で短い課題を登る種目)、スピード(規格化された15mの壁を速さで競う種目)の3つです。トラッドは伝統登攀、フリーソロはロープを使わない危険な様式で、国際競技の公式種目には含まれていません。国際大会やワールドカップ、オリンピック(東京2020)もこの3種目を採用しています。
Q7 : ボルダリング競技における「ゾーン(Zone)」とは何を指すか。
ボルダリングでは、課題上に設定された『ゾーン』(旧名称:ボーナス)はトップ(完登)と同様に得点に関わる重要な中間ポイントです。選手がゾーンホールドを保持すれば部分点が与えられ、複数の選手が同じ到達度の場合はゾーン到達の有無や到達に要した試行回数が順位に影響します。ゾーンは採点基準の一部で、トップに到達できなかった場合でも競技成績を左右します。
Q8 : 東京2020オリンピック(スポーツクライミング/複合)で用いられた総合スコアの算出方法はどれか。
東京2020の複合種目(リード・ボルダリング・スピード)では、各選手の3種目ごとの順位(例えばリードで2位、ボルダリングで4位、スピードで1位なら2×4×1=8)が乗算され、その積の小さい選手が上位となる方式が採用されました。合計やタイム合算ではなく順位の積を用いる点が特徴で、種目ごとの総合力が重視されます(この形式は後の大会で見直される場合があります)。
Q9 : 競技用のルートや課題を設計し、ホールド配置や難易度調整を行う専門職は何と呼ばれるか。
競技会やジムで課題の形状・流れ・難易度を設計し、ホールドの配置や回転、使用禁止エリアの設定などを行う専門家を『ルートセッター』と呼びます。ルートセッターは競技の公平性と観客の見応えを両立させるために技術と創造性が求められ、安全基準を守りつつ想定されたムーブを作り出します。大会ごとに専任チームが組まれることが一般的です。
Q10 : IFSCのリード競技で選手に与えられる登攀時間の目安は次のうちどれか。
IFSC公認のリード競技では、選手は定められた時間内にルートを登る必要があり、一般に6分が標準的な登攀制限時間として採用されています。制限時間内に頂上に到達すれば完登(トップ)となり、到達高度で順位が決まります。時間切れは落下と同義で、その時点の最高到達ホールドが記録されます。競技によって細かな運用は異なる場合がありますが、6分が代表的な目安です。
まとめ
いかがでしたか? 今回はスポーツクライミングクイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はスポーツクライミングクイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。