スロバキアには歴史ある首都ブラチスラヴァをはじめ、自然豊かなタトラ山脈や中世の城跡、伝統的な郷土料理など、数多くの魅力的な観光資源が存在します。本クイズでは、スロバキアの首都や最高峰、独立の歴史、通貨、料理、遺産、言語、国歌など、さまざまな側面について出題しています。スロバキアを訪れたことのある人も、これからスロバキアを知ろうとする人も、このクイズを通して新たな発見があるはずです。スロバキアの魅力を堪能してください。
Q1 : スロバキアが欧州連合(EU)に加盟した年はいつか? 1999年 2008年 2004年 2010年
正解は2004年です。スロバキアは2004年5月1日に欧州連合に加盟しました。同じ日に中欧・東欧の他の多くの国々とともにEU拡大の一部として参加し、単一市場や政策への参加が可能となりました。EU加盟は貿易や移動の自由化、資金援助やインフラ整備へのアクセスなど経済や社会に大きな影響をもたらしました。加盟に向けた法整備や制度改革を経ての加入であり、国内の近代化を促進しました。
Q2 : スロバキアのユネスコ世界遺産に登録されているのは次のうちどれか? オラヴァ城(Orava Castle) デヴィーン城(Devín Castle) ブラチスラヴァ城(Bratislava Castle) スピシュ城(Spiš Castle)
正解はスピシュ城(Spiš Castle)です。スピシュ城は中央ヨーロッパ最大級の城址のひとつで、歴史的・建築学的価値が高く、1993年にユネスコの世界遺産に登録されました。城跡や周辺の建造物群は中世から近世にかけての歴史を伝え、保存状態も良好です。観光地としても重要で、スロバキアの歴史や文化を学ぶうえで代表的な遺産となっています。
Q3 : スロバキアの公用語はどれか? スロバキア語(Slovak) チェコ語(Czech) ハンガリー語(Hungarian) ロシア語(Russian)
正解はスロバキア語(Slovak)です。スロバキア語はスラブ語派に属する言語で、ラテン文字を使い独自の文法体系と語彙を持ちます。歴史的にチェコ語との相互理解性が高く、かつてのチェコスロバキア時代には両言語の使用に慣れている層も多かったものの、スロバキア独立後はスロバキア語が国家機関や教育、公式文書での公用語として確立されました。国内にはハンガリー語話者などの少数言語コミュニティも存在します。
Q4 : スロバキアの現在の国歌「Nad Tatrou sa blýska」の日本語訳として最も近いものはどれか? 『タトラに雷が鳴る』 『スラヴ人民の歌』 『栄光あれスロバキア』 『山の歌』
正解は『Nad Tatrou sa blýska』を直訳すると『タトラ山の上で稲妻が光る』に近く、国歌の主題を日本語で意訳すると『タトラに稲妻が走る』となります。設問の選択肢のうち正解は与えられた表現の中で国歌の原題と内容を最も反映しているものを選ぶ必要があり、国歌はタトラ山脈と祖国の守護を歌う内容であり、歴史的には19世紀の民族復興運動と結びついてスロバキアの象徴的な歌となりました。
Q5 : スロバキアのおおよその人口規模はどれに近いか? 約550万人 約200万人 約1000万人 約2000万人
正解は約550万人です。スロバキアの人口は概ね500万〜550万の範囲で推移しており、中欧の小国としては適度な人口規模です。人口分布は首都ブラチスラヴァ周辺や東部の都市に集中する傾向があり、少子化や移民、都市化といった社会的課題に直面しています。人口統計は年ごとに変動するため正確な最新値は統計機関の公表を参照する必要がありますが、概算として約550万人という数字が一般的に使われます。}
Q6 : スロバキアで最も標高の高い山はどれか? リシィ(Rysy) ゲルラホフスキー・シュティート(Gerlachovský štít) ロムニツキー・シュティート(Lomnický štít) クリヴァーン(Kriváň)
正解はゲルラホフスキー・シュティート(Gerlachovský štít)です。ゲルラホフスキー・シュティートはタトラ山脈にあり、標高は約2655メートルでスロバキア最高峰です。登山道や山小屋を利用して登る人が多く、天候や技術レベルに応じたルートがあります。タトラ山脈自体が国立公園に指定され、希少な高山植物や動物が生息しているため保護活動が行われています。山岳観光はスロバキアの重要な観光資源の一つです。
Q7 : スロバキアがチェコスロバキアから平和的に独立して現在のスロバキア共和国が成立したのは何年か? 1991年 2001年 1993年 1989年
正解は1993年です。チェコスロバキアは1992年末に解体され、1993年1月1日にチェコ共和国とスロバキア共和国に平和的に分離しました。このいわゆる「ビロード離婚」は、政治的協議と合意に基づく平和的な国の分割であり、民族紛争や武力衝突を伴わない例としてしばしば引用されます。新たに成立したスロバキアは独自の政府機構と国際関係を構築し、後に欧州連合やNATOへの加盟を目指すことになりました。
Q8 : スロバキアの通貨は現在何か? スロバキア・コルナ(SKK) チェコ・コルナ(CZK) ユーロ以外の通貨は使用されていない ユーロ(EUR)
正解はユーロ(EUR)です。スロバキアは2009年1月1日にユーロを導入し、自国通貨のスロバキア・コルナ(SKK)からユーロに切り替えました。ユーロ導入は欧州経済統合の一環であり、物価や金融政策、為替の安定化に寄与すると期待されました。ユーロ導入後は欧州中央銀行の枠組みに組み込まれ、財政と金融政策の調整が必要となりましたが、観光や貿易の面では域内の取引が容易になった利点があります。
Q9 : スロバキアの代表的な郷土料理「ブリンツォヴェ・ハルシュキ(bryndzové halušky)」の主要な材料は何か? じゃがいも 羊のチーズ(ブリンダ) キャベツ 豚肉
正解は羊のチーズ、いわゆるブリンダ(bryndza)です。ブリンツォヴェ・ハルシュキはじゃがいもをすりおろして作る小さな団子状のハルシュキに、塩味の強い羊乳チーズのブリンダを絡め、時にスモークベーコンを散らして提供されるスロバキアの国民的料理です。ブリンダは地域の伝統的なチーズで、独特の風味と塩味が料理の特徴を決定づけます。家庭料理としてだけでなく、祭りや特別な行事でも振る舞われることが多いです。
Q10 : スロバキアの首都はどれか? ブラチスラヴァ(Bratislava) コシツェ(Košice) プレショフ(Prešov) ニトラ(Nitra)
正解はブラチスラヴァ(Bratislava)です。ブラチスラヴァはスロバキア共和国の政治、経済、文化の中心であり、ドナウ川沿いに位置する都市です。オーストリアやハンガリーに近い国境地帯にあり、歴史的にはハンガリー王国やオーストリア=ハンガリー帝国の影響を受けました。旧市街には城や教会、歴史的建築が残り、首都機能を持つ一方で生活文化の中心地でもあります。交通の要所としても重要で、国際線や陸路での連絡が良好です。
まとめ
いかがでしたか? 今回はスロバキアクイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はスロバキアクイズを出題しました。
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次回のクイズもお楽しみに。