クロアチアはバルカン半島南部に位置する魅力的な国です。その豊かな歴史、美しい自然、そして独自の文化は世界中から注目を集めています。本クイズでは、クロアチアの首都、通貨、国立公園、有名人物、スポーツ、音楽など、クロアチアに関する様々な側面について学ぶことができます。クロアチアについての知識を深めながら、楽しみながら挑戦してみてください。
Q1 : クロアチア代表サッカーチームがFIFAワールドカップの決勝に進出したのは何年か? 1998年 2006年 2018年 2014年
クロアチア代表は2018年のFIFAワールドカップ(ロシア大会)で決勝に進出し、決勝戦でフランス代表と対戦しました。大会ではルカ・モドリッチらの活躍で準決勝まで勝ち進み、決勝では敗れたものの準優勝という歴史的な成績を収めました。これ以前には1998年フランス大会で3位に入るなど国際大会での好成績があり、2018年の準優勝はクロアチアサッカー史上の最高位の一つです。
Q2 : クロアチア南部ダルマチア地方で発達した、男性合唱を中心とする伝統的なアカペラ様式の名前は何か? タンブリツァ(Tamburica) カロ(Kolo) グスレ(Gusle) クラパ(Klapa)
クラパ(Klapa)はクロアチア南部、特にダルマチア地方で発達した伝統的なポリフォニック(多声)アカペラ歌唱様式で、主に男性グループによって歌われます。メロディーは調和とコール・アンド・レスポンスの要素を持ち、港町やコミュニティの行事で歌われることが多いです。クラパは地域の文化的アイデンティティの一部で、歌詞はしばしば海、生活、愛を題材としています。近年では保存・普及活動も行われています。
Q3 : クロアチアが1991年に独立を宣言した日はいつか? 1990年5月30日 1991年10月8日 1991年6月25日 2013年7月1日
クロアチアは1991年6月25日にユーゴスラビアからの独立を宣言しました。この日はクロアチアの近代国家としての成立に関わる重要な日であり、その後の紛争を経て国家としての国際的承認へと進みました。2013年7月1日はEU加盟の日であり、独立宣言とは別の出来事です。1991年の独立は冷戦後の東南ヨーロッパの再編の一部として歴史的に重要です。
Q4 : 首都ザグレブを流れる主要な河川は次のうちどれか? ドナウ川(Danube) ネレトヴァ川(Neretva) ドラヴァ川(Drava) サヴァ川(Sava)
ザグレブを流れる主要河川はサヴァ川(Sava)です。サヴァ川は中部ヨーロッパを流れる大河で、スロベニア、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、セルビアを経てドナウ川に合流します。ザグレブの市街地はサヴァ川の北側に広がっており、河川は都市の地理やインフラ、歴史的発展に影響を与えてきました。他の選択肢に挙げたドナウやドラヴァ、ネレトヴァは近隣地域を流れる河川ですが、ザグレブ市を横断するのはサヴァです。
Q5 : 2024年時点でクロアチアの法定通貨は何か? クーナ(Kuna) ユーロ(Euro) ディナール(Dinar) クローネ(Krone)
クロアチアは2023年1月1日に通貨をクロアチア・クーナ(Kuna)からユーロ(Euro)に切り替え、以降の法定通貨はユーロです。ユーロ導入はEU加盟後の経済統合の一環であり、物価や為替、金融政策の面で変化をもたらしました。導入前のクーナは1994年から使われてきましたが、ユーロ導入により価格表示や決済、観光客の利便性が向上した一方、為替管理や物価変動への懸念も議論されました。現在はユーロが国内通貨として流通しています。
Q6 : クロアチアで最も高い山の山頂はどれか? ディンアラ(シンヤル、Dinara/Sinjal) ヴァガンスキ・ヴルフ(Vaganski vrh、ヴェレビト) スヴェティ・ユレ(Sveti Jure、ビオコヴォ) スロヴェンスカ・コウサ(架空)
クロアチアで最も高い山はディンアラ山脈(Dinara)の最高峰シンヤル(Sinjal)で、標高は約1831メートルです。シンヤルはクロアチアとボスニア・ヘルツェゴビナの国境に近い位置にあり、カルスト地形が特徴的です。ヴェレビトのヴァガンスキ・ヴルフやビオコヴォのスヴェティ・ユレも高峰ですが、シンヤルが国内最高峰として広く認識されています。山岳地帯はハイキングや自然観察の場所として知られています。
Q7 : 次のうちクロアチアにある国立公園はどれか? プリトヴィツェ湖群国立公園(Plitvice) トリグラフ国立公園(Triglav) ドゥルミトル国立公園(Durmitor) ブレッド湖国立公園(Lake Bled)
プリトヴィツェ湖群国立公園(Plitvice Lakes National Park)はクロアチアを代表する国立公園で、石灰岩と滝によって形成された美しい湖群と森林が特徴です。ユネスコの世界遺産にも登録されており、観光地として非常に人気があります。他の選択肢にあるトリグラフやブレッド湖はスロベニア、ドゥルミトルはモンテネグロにあるため、これらはクロアチアの国立公園ではありません。プリトヴィツェは生態系や景観の保存が重視される場所です。
Q8 : 発明家ニコラ・テスラは現在のクロアチア領内のどこで生まれたか? ザグレブ スミリャン(Smiljan) スプリト ドゥブロヴニク
ニコラ・テスラは1856年に当時オーストリア帝国領で現在のクロアチアにあたるスミリャン(Smiljan)で生まれました。テスラは交流電力システムや高周波技術など数多くの発明で知られ、クロアチア領内のこの出身地は科学史上の重要な場所とされています。生誕地にはテスラ博物館や記念碑があり、彼の功績を伝える観光・教育資源となっています。テスラの業績は今日の電力・通信技術の基礎に大きな影響を与えました。
Q9 : クロアチアの首都はどれか? ザグレブ スプリト ドゥブロヴニク リエカ
クロアチアの首都はザグレブ(Zagreb)です。ザグレブは国内最大の都市で、政治・経済・文化の中心地として機能しており、多くの政府機関や大学、美術館が集中しています。地理的には北西部に位置し、サヴァ川(Sava)の近くに広がる都市圏で、市街には中世の旧市街と近代的な都市機能が混在しています。歴史的にはオーストリア=ハンガリー帝国時代から近代にかけて発展し、現在はクロアチアの行政・文化の中枢となっています。
Q10 : クロアチアが欧州連合(EU)に加盟した年はいつか? 2004年 2013年 2018年 1999年
クロアチアは2013年7月1日に欧州連合(EU)に加盟しました。冷戦後のユーゴスラビア解体を経て独立し、EU加盟を目指す長い過程を経て、2011年に加盟交渉を締結、2012年の国民投票や条約調印などを経て正式加盟に至りました。加盟により関税同盟や単一市場へのアクセスが確立され、移動の自由や経済面での統合が進みました。観光業や輸出入にも影響があり、欧州統合の一員としての立場が確立されています。
まとめ
いかがでしたか? 今回はクロアチアクイズをお送りしました。
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今回はクロアチアクイズを出題しました。
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次回のクイズもお楽しみに。