リーチは日本式リーチ麻雀の基本ルールで、門前(鳴いていない状態)で聴牌していることが前提です。リーチをかけるには通常1000点棒を場に出して「リーチ」と宣言し、手を以後固定(立直状態)します。鳴いていると「門前」ではないためリーチはできません。リーチ後は勝負が固定され、ツモやロンの扱いや流局時の供託にも影響します。
Q1 : ドラ表示牌が9索だった場合、ドラはどれか?
ドラ表示のルールは順序に従い、数牌では表示牌の次の牌がドラになります。数牌は1→2→…→9→1と循環するため、表示牌が9なら次は1になります。したがって9索の表示牌ならドラは1索です。字牌でも同様に東→南→西→北→東の順で循環します。赤5(赤ドラ)や複数ドラ表示の扱いは別に定められますが、基本的なドラの決定はこの循環ルールに従うため、選択肢4が正解です。
Q2 : 平和(ピンフ)について正しいものはどれか?
平和(ピンフ)は、面子構成に対して符が付かない形での1翻役です。成立条件は門前であること(鳴いていない)、雀頭が役牌ではないこと(価値のある雀頭でないこと)、そして和了形が両面待ち(リャンメン待ち)であることです。鳴いている(副露している)と門前ではないためピンフは成立しませんし、単騎待ちや辺張・嵌張待ちではピンフになりません。したがって選択肢1が正しい説明です。
Q3 : タンヤオ(断ヤオ)について正しいものはどれか?
タンヤオ(断ヤオ九)は、字牌や一・九(字一九)を含まない数牌のみで構成された手で成立する役です。現代の一般的な日本ルールでは、タンヤオは鳴いていても成立する(副露可)1翻役とされています。したがって鳴いていても成立する点が重要です。赤ドラの有無や点数には影響されませんが、字牌や1・9を含むとタンヤオは成立しません。選択肢2が正解です。
Q4 : リーチ棒(1000点棒)の扱いとして正しいものはどれか?
リーチ棒(立直棒)は各リーチ宣言時に場に出され、上がりが出た場合はその上がった者がまとめて受け取ります。ロン、ツモのいずれでも上がった人がリーチ棒を獲得します。流局(和了者なし)の場合はリーチ棒は場に残り、次局に持ち越される(供託される)扱いになります。親が自動的に受け取ることはなく、上がりがあった者に渡されるのが基本です。したがって選択肢3が正解です。
Q5 : 嶺上開花(リンシャン開花)について正しいものはどれか?
嶺上開花(リンシャン開花)は、自分が槓をしたときに嶺上(死に山)から引いた牌で上がることで成立する1翻役です。成立条件として門前限定ではなく、鳴いている(オープン手)でも嶺上からの引きであればリンシャン開花は有効です(ただし槍槓=チャンカンなどの特殊なルール処理は別にあります)。リンシャン開花は明確な役で、他の役と複合して点数に加算されます。したがって選択肢4が正しいです。
Q6 : 赤ドラ(赤5)の扱いについて正しいものはどれか?
赤ドラ(赤5)はルールで定められた特別な牌で、通常のドラ表示牌の有無にかかわらずそれ自体が1翻として扱われます。つまり赤5はその牌を含むことで追加の翻が得られ、ドラ表示牌の循環(表示牌の次の牌がドラになるルール)とは独立に数えられます。赤5が何枚あるかによって翻数が増える場合がありますが、特定の条件(場に何枚か等)でのみドラになるというわけではありません。選択肢1が正しい説明です。
Q7 : 平和(ピンフ)が成立するための待ち(待ち形)の条件として正しいものはどれか?
平和(ピンフ)は形による符が付かないという特徴を持つ役で、成立には複数の条件があります。代表的な条件の一つが和了の待ちが両面待ち(リャンメン)であることです。単騎待ちやカンチャン待ち、ペンチャン待ちでは平和の条件を満たさず、また鳴いていると門前でないため平和は成立しません。したがって、平和の待ち条件として正しいのは『両面待ちでなければならない』という選択肢2です。
Q8 : リーチを宣言できる条件として正しいのはどれか?
リーチは日本式リーチ麻雀の基本ルールで、門前(鳴いていない状態)で聴牌していることが前提です。リーチをかけるには通常1000点棒を場に出して「リーチ」と宣言し、手を以後固定(立直状態)します。鳴いていると「門前」ではないためリーチはできません。リーチ後は勝負が固定され、ツモやロンの扱いや流局時の供託にも影響します。したがって選択肢1が正しく、他の選択肢はリーチの基本条件を満たしていないため誤りです。
Q9 : 次のうちフリテン(他家の捨て牌でロンできない状態)について誤っているものはどれか?
フリテンとは、他家の捨て牌でロンできない状態のことを指します。主な原因は(1)自分の捨て牌にその上がり牌が存在する場合、(2)リーチしているが自分の捨て牌に上がり牌がある場合(リーチ下のフリテン)、(3)聴牌しているが前に同じ牌でロンを拒否した場合の流局フリテンなどです。選択肢2は『一度も自分の捨て牌に存在しない牌でも、他家に同じ牌を鳴かれてフリテンになる』としていますが、他家が同じ牌を鳴いただけではフリテンにはなりません。フリテンはあくまで自分の捨て牌や拒否の履歴に基づきますので、選択肢2が誤りです。
Q10 : 同じ捨て牌に対して二人が同時にロンできる場合の扱いはどれか?
同じ捨て牌で二人以上が同時にロン可能な場合、一般的な日本式ルールでは複数の上がりが成立します。これを『ダブロン(二重ロン)』と呼び、捨て牌をした者(放銃者)がそれぞれの上がりに対して支払いを行います。上がりの順位や先着は基本的に関係せず、どちらも成立します(得点計算は各上がりごとに行う)。例外的なローカルルールがある場合もありますが、標準的な扱いは選択肢3の通りです。
まとめ
いかがでしたか? 今回はリーチ麻雀クイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はリーチ麻雀クイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。