蒔絵クイズ!【問題 全10問・答え付き】 | 2025年08月版

おもしろクイズ

蒔絵は日本の漆工芸において最も高度な技法の一つです。細かな工程を経ることで、金銀の輝きや立体感、深い色調が生み出されます。この記事では、蒔絵の基本から応用技法、代表作品まで、10問のクイズを通してその魅力に迫ります。漆と粉体の組み合わせから生まれる独特の表情、職人の卓越した技術力に注目しながら、日本が誇る伝統工芸の世界をお楽しみください。

Q1 : 木地の割れや継ぎ目を埋めたり、螺鈿片を接着したりするために、生漆に小麦粉や米糠を混ぜて作るパテ状の素材は何か?

Q2 : 本阿弥光悦作『舟橋蒔絵硯箱』において、橋桁や岸辺を半立体的に盛り上げるために用いられた主たる蒔絵技法はどれか?

Q3 : 蒔絵師が極細の線や点を描くために用いる、獣毛を束ねた独特の構造を持つ筆を何と呼ぶか?

Q4 : 高蒔絵で模様に厚みを持たせるため、漆に混ぜる粉体として最も一般的に用いられる砥石由来の微粉末はどれか?

Q5 : 蒔絵において模様を描いた後、器全体を漆で覆い隠し、硬化後に研磨して模様を再び浮かび上がらせる技法は何と呼ばれるか?

Q6 : 炭粉や角粉で段階的に研磨し、最後に“蝋色漆”を摺り込んで鏡面光沢を得る、蒔絵の最終仕上げ工程はどれか?

Q7 : 尾形光琳がデザインし、黒漆地に金の流水と螺鈿の菖蒲を配した国宝の硯箱はどれか?

Q8 : 中尊寺金色堂の須弥壇や厨子の装飾で、金粉とともに貝の真珠層を嵌め込んで虹色の輝きを作り出した技法は何か?

Q9 : 蒔絵に使う金属粉の粒度区分で、最も微細で鈍いベルベット状の光沢を出す粉を何というか?

Q10 : 漆で下絵を描いた後、金粉や銀粉を均一に蒔いて乾燥させ、表面を研いで木地と同じ高さに仕上げる蒔絵の最も基本的な技法はどれか?

まとめ

いかがでしたか? 今回は蒔絵クイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?

今回は蒔絵クイズを出題しました。

ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。