ボブスレーは、冬季スポーツの中でも最も迫力あるアクションを披露する競技の1つです。そりを操縦する選手たちが、氷上を時速150キロ近くで疾走するその様子は、まさに息を呑むような迫力を放ちます。このクイズでは、ボブスレーの歴史、ルール、装備など、競技の魅力的な側面を10問にわたって紹介します。ボブスレーの魅力を存分に感じ取っていただけるはずです。ぜひ、クイズに挑戦してみてください。
Q1 : 国際ボブスレー連盟の前身FIBTが設立された都市はどこか?
FIBT(国際ボブスレー・トボガン連盟)は1923年にフランスのパリで設立された。フランス、スイス、ドイツなど複数の国が集まり、当時ばらばらだったそりの構造や競技ルールを統一するため会合を開いたのが始まりである。パリは中立的な国際都市として交通の便が良く、スポーツ行政の拠点が多かったことも選定理由。現在はスケルトンも統括するIBSFへ改称され、本部はスポーツ団体が集まるスイス・ローザンヌに置かれているが、創設地パリの歴史的意義は大きい。
Q2 : ボブスレーでそりを操縦する選手の呼称はどれか?
ボブスレーのそりは前方に可動式ランナーが装着されており、その操作を担う最前列の選手を「パイロット」と呼ぶ。パイロットはステアリングロープを左右に引き分けてラインを決定し、コースの下見や記憶も担当するため、チームの総合タイムを左右する最重要ポジションとされる。後列のブレーキマンとは役割が大きく異なり、走行中の制動は禁止のためパイロットの舵取り技術が勝敗を分ける。
Q3 : ボブスレー競技で使用される4人乗りそり(選手込み)の公式最大重量は?
国際ボブスレー・スケルトン連盟(IBSF)の現行規定では、4人乗りボブスレーのそりと乗員4名を合わせた最大重量は630kgと定められている。これを超える場合はバラストを取り外すなどして調整しなければ失格となる。重量が重いほど慣性で加速が伸びるため各チームは上限ぎりぎりを狙うが、スタートダッシュに必要な筋力との兼ね合いが難しく、重量管理はレース戦略の重要要素となっている。
Q4 : ボブスレー男子4人乗りが初めて冬季五輪で実施された大会は何年か?
ボブスレー男子4人乗りは第1回冬季オリンピックである1924年シャモニー大会で初めて実施された。当時のそりは木製で、コースも自然氷の簡素な造りだったが、欧州各国の軍人や貴族が参加し、国際競技としての礎が築かれた。その後1932年レークプラシッド大会では統一規格の不足から2人乗りのみとなったが、以降ほぼすべての冬季五輪で正式種目として継続。技術革新により現在はカーボン製そりと人工氷の高速競技へ発展している。
まとめ
いかがでしたか? 今回はボブスレークイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はボブスレークイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。