カヌーポロはカヌーを使ったスリリングなチームスポーツです。ルールや競技方式を理解すれば、この迫力あるアクションをより楽しめるはずです。本クイズでは、国際競技連盟(ICF)の公式規則に基づいた基本事項から、フィールドプレー、ゴール、ルール違反などの詳細をお伝えしています。カヌーポロの奥深さにご注目いただき、この競技の魅力を存分に感じ取っていただければと思います。
Q1 : ペナルティショットは相手ゴール正面から何メートルの位置で行われるか。
ICFルールでは重大な反則に対し、ゴール正面6メートルのペナルティライン上から1対1のペナルティショットが与えられる。シュート者は静止状態から開始し、ディフェンダーはゴールキーパー1名のみで、他の選手は介入できない。6メートルという距離はフリースロー(5m)やコーナースロー(2m)より長く、シュートの成否がゲームを左右する緊張の場面となる。従って6mを示す選択肢1が正解である。
Q2 : カヌーポロのゴールは水面からどの高さに吊り下げられているか。
ICF規則ではゴールフレームの下端が水面から2.0メートルの位置に固定される。ゴールの寸法は幅1.5m×高さ1.0mで、アルミやカーボンフレームにネットを張り、バーを越えたシュートは得点とならない。高さが一定であることで、コートコンディションや波の影響を受けにくく、世界中どこでも公平にプレーできる。したがって2.0メートルを示す選択肢3が正解。
Q3 : 国際大会で推奨されるカヌーポロコートの標準サイズは次のうちどれか。
公式ルールでは標準コート長を35メートル、幅を23メートルと定め、これが確保できない場合でも最低30×20メートルを下回ってはならないと規定している。大きな大会ではフローティングパントンやプールを用いて正確なサイズが確保され、ゴールラインから6mの位置にペナルティライン、サイドから5mの交代エリアなどが設けられる。従って35m×23mの選択肢4が正解となる。
Q4 : カヌーポロで攻撃側が保持できる最大時間、いわゆるショットクロックは何秒に設定されているか。
最新のICFルールでは、攻撃開始から60秒以内にシュートを放たなければならないショットクロック制を採用している。時間内にゴールフレームを直接叩くか、相手にボールが触れてリセットされない限り、超過した時点で相手ボールのフリースローとなる。ハイスピードで展開する競技特性に合わせて60秒と比較的長く設定され、戦術的な組み立てと果敢なシュートの両立を促している。よって選択肢2が正解。
Q5 : 公式試合で使用できるカヌーポロ艇(カヤック)の最大長は何メートルか。
艇の機動性とコートサイズのバランスを取るため、ICFは船体長3.0メートル以下、幅0.52メートル以下と明確に規定している。これにより各メーカーは安全基準を満たしつつ、先端や艇底を衝突から守るフェアリングを施すのが一般的。長さ制限によって旋回性能が均一化され、選手の技量で勝負が決まる構造となっている。したがって最大長3.0mを選んだ選択肢3が正しい。
Q6 : カヌーポロの公式球として男子シニアカテゴリーで使用されるものに最も近い規格はどれか。
カヌーポロのボールはグリップを高めた特殊コーティングが施された水球ボールと同寸であり、男子シニアの場合は周囲68~71cm、重量400~450gのいわゆる5号球規格が採用される。女子やジュニアは一回り小さい4号を用いるが、質感や浮力は共通。水上でのパス回転や片手キャッチ性能を重視して水球ボールがベースになっているため、選択肢1が正解となる。
Q7 : 反則を繰り返した選手に科される2分間の一時退場を命じるカードの色はどれか。
カヌーポロではグリーンカード(警告)、イエローカード(2分間の一時退場)、レッドカード(試合からの完全退場)の3色システムを採用している。イエローカードを受けた選手はただちに交代エリアへ出て2分間再出場できず、その間チームは4人でプレーする数的不利を負う。安全性確保のため接触系スポーツとしてはカード運用が厳格で、イエロー=2分退場という取り決めが国際的に統一されている。従って選択肢4が正しい。
Q8 : ゴールが決まった直後の再開方法として正しいものはどれか。
ゴール後のリスタートはバスケットボールのように得点された側がすぐプレーを開始できる方式が取られる。具体的には失点チームの選手が自陣ゴールラインの後方でボールを保持し、全員が自陣に戻ったことを確認した後に主審の合図でスローアウトする。得点側は全員がセンターラインより自陣側へ戻らなければならず、不履行はマイナーファウルとなる。これにより試合が途切れず流動的に続く。よって選択肢2が正解。
Q9 : 国際公式戦におけるカヌーポロの試合時間は通常どのように設定されているか。
ICFカヌーポロ競技規則では、シニアカテゴリーの試合は実時間10分のピリオドを2回、インターバル1分を挟んで行うと明記されている。時計はデッドタイム方式で、ボールがアウトになったり主審が笛を吹いた際に停止するため、実質的にプレーしている時間が10分ぴったりになる。延長戦はゴールデンゴール方式で別途行われるが、規定の通常時間は合計20分+1分休憩のみである。よって選択肢2が正しい。
Q10 : 競技中、水面上で同時にプレーできる1チームのフィールドプレーヤーの人数は何人か。
カヌーポロでは1チームは最大5人のフィールドプレーヤーが同時に出場でき、これに交代要員として最大3人のリザーブを登録できる。交代は試合の流れを切らずに自陣交代エリアで自由に行えるが、水面上にいられるのは常に5艇までと定められている。ゴールキーパーという専用ポジションはなく、攻守の局面で5人が役割を変えながら戦うのが特徴である。したがって正解は5人の選択肢1。
まとめ
いかがでしたか? 今回はカヌーポロクイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はカヌーポロクイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。