ブラジリアン柔術を愛する皆さんに朗報です!この度、当サイトではブラジリアン柔術の知識をテストするクイズ記事を企画しました。IBJJFルールに準じた10問の内容で、白帯からブラックベルトまでのさまざまな技術や知識を問います。柔術愛好家はもちろん、これから始めたい方も必見です。ブラジリアン柔術の奥深さと面白さを存分に感じていただけるはずです。さあ、あなたの柔術力はどれくらいなのか、ぜひチャレンジしてみてください!
Q1 : デラヒーバガードの考案者とされるブラジル人選手は誰?
デラヒーバガードはリオ出身のヒカルド・デラヒーバが1980年代に柔術だけでなく当時のヴァリ・トゥード練習でも多用し編み出したとされる。相手の外側の脚に自分の脚を絡めて背中側からコントロールする独特のフックにより、スイープやバックテイクへスムーズに移行できるのが特徴で、今日では道衣・ノーギの両方でトップレベル選手が常用する定番ガードとして受け継がれている。
Q2 : IBJJFルールにおいて『リーピング』と呼ばれる反則が主に危険を及ぼす関節はどこか?
リーピングは相手の足関節を攻める際、自分の外側の脚を相手の股関節前面を越えて内側に回し込む動作を指し、その軌道が膝関節に過度な外旋捻りを生むため禁止されている。膝の内側側副靭帯や前十字靭帯は外旋に脆弱で、体重を掛けた状態で瞬時に断裂する危険が高い。白帯から黒帯まで共通でペナルティ対象となり、意図的かつ継続的な場合は即失格にも繋がる厳しい反則である。
Q3 : ブラジリアン柔術世界選手権(ムンジアル)が初めて開催された年はいつ?
ムンジアルはCBJJ(現IBJJF)が主管する最も権威ある世界大会で、第1回は1996年2月にブラジル・リオデジャネイロのティジャカ・テニスクラブで開催された。初年度はまだ黒帯参加者が少なかったが、ロイ・ラーケルやロベルト・トラヴェンらが優勝し、その模様が国際的に紹介されたことでブラジリアン柔術ブームが世界へ拡大した。2007年には開催地がアメリカのロサンゼルスへ移転し、さらに競技人口が急増した。
Q4 : ブラジリアン柔術で『50/50ガード』に入ったときの典型的な脚の絡み方を最も正確に説明しているのはどれ?
50/50ガードは両者がほぼ鏡写しの体勢で、外側の脚(右脚なら双方とも右脚)を相手の外側から絡め合い、互いの腰のラインで足首をクロスさせるのが特徴である。この配置により両者がほぼ同等に攻撃と防御を選択できるため50対50という名称が付いた。足関節技やバックテイクの仕掛けが豊富だが、位置が拮抗するため攻防が停滞しやすく、IBJJFでは消極的と判断されるとペナルティとなる点も戦術的に重要である。
Q5 : IBJJF大会では計量とギチェックは何回受けられると規定されているか?
IBJJFでは指定された集合時間に道衣を着用した状態で計量・ギチェックを同時に受け、合格しなければ失格となる。再計量やギの交換は認められず、チャンスは一度きりという厳格なルールが特徴である。そのため選手は試合当日に無理な減量や直前の水抜きを避け、余裕を持った体重管理と道衣の袖口・裾長などの規格確認を事前に済ませておく必要がある。失格の場合エントリー費も返金されない。
Q6 : ガードからの回転ムーブ『ベリンボロ』の最終的な狙いとして最も代表的なのはどれ?
ベリンボロはデラヒーバやリバースデラヒーバを起点に、下の選手が自ら体を背中方向に回転させて相手の膝下をコントロールしつつ相手の腰をめくり上げるムーブで、最終的に相手の背後へ自分のフックを差し込みバックコントロールを完成させることが主目的である。ポイント的にも4点を得られサブミッションへ直結しやすいことから2010年代以降の競技シーンで急速に普及し、多様なバリエーションが研究されている。
Q7 : IBJJFの昇格基準で、成人カテゴリーの紫帯から茶帯へ昇格するための最低在位期間は何年か?
IBJJFの昇段表によれば18歳以上の成人が紫帯を取得した後、茶帯へ進むための最低在位期間は1年と定められている。これはあくまで最短であり、実際には技術や試合実績、指導者の判断によって2〜3年以上かかることも多い。青帯から紫帯へは2年、茶帯から黒帯へは最低1年半など、帯ごとに必要年数が異なるため、競技者は長期的なキャリアプランと日々の技術研鑽が求められる。
Q8 : ブラジリアン柔術のIBJJFルールで白帯の試合中に使用が認められていないサブミッションはどれ?
ヒールフックは足関節の中でも外反捻りを伴い膝内側側副靭帯や前十字靭帯に強い負荷が掛かるため、白帯および青帯ではもちろんIBJJFでは茶帯以下のカテゴリーで全面禁止とされている。直線足首固めや膝十字などは白帯でも許可されるが、ヒールフックは微妙な角度で靭帯断裂を招きやすくタップが遅れがちになる点から特に危険視されている。
Q9 : IBJJFルールではガードからスイープして直ちにマウントポジションを安定させた場合、合計で何ポイントが与えられる?
スイープが認定されると基本ポイントとして2点が加算される。その体勢から相手の腰を跨ぎ完全にマウントを3秒以上キープすると追加で4点が加算され、合計6点となる。ポイントは同時に入らず、主審はまずスイープの2点、次に適切なコントロールが確認できた時点でマウントの4点を宣言する。したがってガードから回転して一気にマウントを取る展開は大きな得点源になる。
Q10 : 成人カテゴリーのブラジリアン柔術で一般的な帯の昇格順を正しく示したものはどれ?
IBJJFを含む大多数の団体では成人の帯順は白から始まり青、紫、茶、黒の順で進む。白帯は入門者、青帯は基礎を理解した初級者、紫帯はテクニックの幅が広がった中級者、茶帯は上級者、黒帯は指導資格を含む最上位とされる。帯の色は技術的熟練度だけでなく試合経験、スピリット、ジムへの貢献度など総合的に評価されて授与されるため、順序が入れ替わることはない。
まとめ
いかがでしたか? 今回はブラジリアン柔術クイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はブラジリアン柔術クイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。