キンボールは、1986年にカナダ・ケベック州の体育教師マリオ・ドゥメールによって考案された新しいスポーツです。巨大な直径約122センチの球を4人で支え合い、3チームが同時に戦う三つ巴形式が特徴的です。サーブ時の掛け声や、落球時の得点処理など、独特のルールが競技の魅力を高めています。この記事では、キンボールの基本ルールやゲームの仕組みについて、10問のクイズを通して解説していきます。キンボールの世界を楽しみながら、スポーツの新しい可能性に触れていただければと思います。
Q1 : サーブ宣言から実際にボールを打つまでの制限時間は?
サーブの掛け声を発してから5秒以内にボールを離さなければならないとルールで定められている。これにより無用な時間稼ぎを防ぎ、テンポの良い試合展開が保たれる。6秒以上かかった場合は反則で相手チームに得点が入る。2~4秒で打つケースが多いが、上限は5秒で統一されている。
Q2 : 第1回キンボールワールドカップが開催された国は?
キンボール初の公式世界大会である第1回ワールドカップは2001年にカナダ・ケベックシティで開かれた。発祥地であり競技人口が多いカナダがホストを務め、その後大会は2年ごとに開催国を変えている。日本なども後年開催しているが、記念すべき初回はカナダであり、これが国際的普及の大きな転機となった。
Q3 : レシーブを指名されたチームがボールを落としてしまった場合、どのような扱いになるか?
キンボールではサーブ側に色を指名されたチームが床にボールを落とすと、落としたチーム以外の2チームに各1点が加算される仕組みになっている。この方式により常に3チーム全てが得点の機会を持ち、守備と攻撃のバランスが保たれる。単純なやり直しや無効試合にはならず、失点側は次のサーブ権を持つため即座に立て直しが求められる。落球はもっとも避けたい反則の一つだ。
Q4 : キンボールの公式球の直径はおよそいくらか?
キンボールで使用する球は直径48インチ、すなわち約122センチメートルと規定されている。巨大だが重さは約1キログラムと軽量で、空気抵抗が大きいためスピードよりコントロールが重要になる。この大きさが4人同時支持や3チーム対戦という独特の戦術を生み、世界中どこでも同一条件で競技できるよう統一されている。サイズが変わると軌道や安全性が大きく変わるため、公認大会では必ず122センチ球が用いられる。
Q5 : キンボールが考案された国はどこか?
キンボールは1986年にカナダ・ケベック州の体育教師マリオ・ドゥメールによって考案された。授業で協力と運動量を同時に高める目的で巨大なボールを使い、三つ巴形式で楽しめるよう工夫したのが始まりである。その後ケベック州を中心に普及し、北米やヨーロッパ、アジアへ広がった。よって発祥国はフランスでも日本でもなくカナダが正解となる。
Q6 : 公式戦で同時にコートに入るチーム数は?
キンボール最大の特徴は三つ巴形式で行う点で、コート上には常に3チームが同時に存在する。各チーム4人編成で計12人がプレーし、サーブ側が指名した相手チームがレシーブを行う。2チーム制の一般的な球技と違い、もう1チームが常に第三者として関与するため戦術性が増す。4チームや5チームでの公式戦ルールは存在しない。
Q7 : サーブ時に掛け声「オムニキン」の後に必ずコールしなければならないものは何か?
サーブを打つチームはボールを離す直前に必ず「オムニキン」と発声し、その直後にレシーブさせたい相手チームの色を叫ぶ。例えば黒チームが灰色を指名する場合は「オムニキン グレー」となる。これにより指名されたチームは瞬時に反応し、他の1チームは次の展開に備える。色以外を叫ぶと反則となり相手得点になるので、ボールの種類や選手の名前などを言うことはない。
Q8 : 公式球の重さとして正しいものはどれか?
キンボールの公式球は直径122センチの大きさに対し重量は約1キログラムと非常に軽い。内部に空気を多く含ませる構造で、外皮はナイロン製。軽量のため衝撃が少なく、初心者や子どもでも安全に扱えるのが魅力だ。もし2キロ以上になると支える4人に大きな負担がかかり、競技性や安全性が損なわれるため認められていない。
Q9 : インドア公式戦で用いられるコートサイズは?
国際キンボール連盟が定める標準コートは縦横とも20メートルの正方形である。バドミントンコート2面分ほどの広さで、巨大ボールが転がる余裕と12人が動き回るスペースを両立している。これより狭い18メートルでは展開が窮屈になり、25メートル以上では運動量が過度に増え戦術も変わるため公式大会では採用されない。屋外イベントでは変形コートも可だが、公認試合は20×20が原則。
Q10 : 試合中、1チームは何人のプレーヤーで構成される?
キンボールの1チームはコート上に常に4人が入り、控え選手の交代はセット間などに行う。4人全員がボール支持、サーブ、レシーブを状況に応じて担当するため、個人技より協調が重視される。3人では支持面積が足りず、5人以上ではコートが密集してしまうため、発案当初から4人制が最もバランスが良いとされている。
まとめ
いかがでしたか? 今回はキンボールクイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はキンボールクイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。