アイスホッケー愛好家の皆さん、この記事はあなたに特別なクイズをお届けします。1940年代から現代までのNHL歴史、日本代表の活躍、オリンピックでの名場面など、アイスホッケーに関する様々な知識が試されます。10問にわたるこのクイズに挑戦し、あなたのアイスホッケー通の力量を発揮してください。クイズの内容は多岐にわたりますが、全てアイスホッケーに関する重要な出来事や用語が対象となっています。答えを探っていくうちに、この競技の魅力と歴史を深く理解できるはずです。ぜひ最後まで楽しんでお読みください。
Q1 : 女子アイスホッケーが初めて正式競技となった冬季オリンピックはどれ? 1992年アルベールビル 1994年リレハンメル 1998年長野 2002年ソルトレークシティ
女子アイスホッケーは長らく世界選手権のみだったが、1998年長野大会で初めてオリンピック正式競技に採用された。開幕戦の日本対アメリカから地元メディアの注目を浴び、決勝はアメリカがカナダを破り初代王者となった。その後2002年ソルトレークシティ以降の大会にも連続して組み込まれている。1992年アルベールビルと1994年リレハンメルでは女子種目はまだ実施されていなかったため、正式採用の初回は1998年である。
Q2 : 2022-23シーズンにNHLレギュラーシーズン最多勝利記録を更新したチームはどれ? モントリオール・カナディアンズ タンパベイ・ライトニング デトロイト・レッドウィングス ボストン・ブルーインズ
レギュラーシーズン82試合で65勝12敗5OT負という驚異的な成績を残した2022-23シーズンのボストン・ブルーインズは、1976-77年モントリオールの60勝、2018-19年タンパベイの62勝を抜いてNHL史上最多勝利記録を更新した。デビッド・パストルナックらの攻撃力と守護神リーナス・ウルマークの安定感が両立した結果である。プレーオフでは敗退したものの、レギュラーシーズン最多勝という公式記録はブルーインズのものとなった。
Q3 : 国際アイスホッケー連盟のルールで、ゴール枠に使用される色は何と定められている? 白 赤 青 黄色
IIHF公式ルールブックでは、ゴール枠およびゴールポストの色は視認性を高めるために赤と明確に定められている。リンク内で激しく動くパックや選手と区別しやすく、テレビ放映でも認識しやすいからだ。白はリンクの氷面の色と同化してしまい、青や黄色はラインや広告と混同しやすい。国内リーグやアマチュア大会でも赤を使用するのが一般的で、ゴールフレームの色に関しては例外がほとんど存在しない。
Q4 : ゴール裏から回り込んでパックを押し込む得点方法は通称何と呼ばれる? ディーク ワンタイマー スラップショット ラップアラウンド
ゴール裏からスピードを持って回り込み、ゴールポストとキーパーの隙間にパックを押し込む技は“ラップアラウンド”と呼ばれる。小回りのきくスケーティングと瞬時の手首の返しが必要で、守る側はポストにパッドを密着させて封じなければならない。ディークはフェイント全般、ワンタイマーはパスを直接叩くシュート、スラップショットは振りかぶった強打を指す別の用語であるため、該当するのはラップアラウンドだけである。
Q5 : 1947年から49年にかけて、NHL史上初めてスタンレーカップ3連覇を達成したチームはどれ? トロント・メープルリーフス モントリオール・カナディアンズ デトロイト・レッドウィングス ニューヨーク・アイランダーズ
1940年代後半、NHLの覇権を握っていたのはトロント・メープルリーフスで、1947年、48年、49年と3年連続でスタンレーカップを制した。これはリーグ史上初めての3連覇であり、当時は6チームしかない「オリジナル6」時代における快挙だった。モントリオールが5連覇を成し遂げるのは1950年代後半、アイランダーズの4連覇は1980年代なので、それ以前の最初の3連覇という条件を満たすのはトロントだけである。
Q6 : アイスホッケーでゴールキーパーだけが使用可能とされる特別な防具はどれ? ショルダーパッド キャッチンググローブ シンガード エルボーパッド
ゴールキーパーだけが装着を許されているキャッチンググローブは、野球のミットのように開閉してシュートを直接つかみ取ることができる特殊な防具で、他のポジションでは使用が禁止されている。ショルダーパッドやシンガード、エルボーパッドなどは全選手が安全のために着用する共通装備だが、キャッチンググローブはその機能上、ゴールエリアを守るキーパーの専用品としてルールに規定されている。
Q7 : IIHF世界選手権における日本男子代表の最高順位は次のうちどれ? 6位 7位 8位 9位
日本男子代表は長い歴史を持つが、トップディビジョンでメダル争いに加わった経験はまだない。最も順位が良かったのは1930年、1936年、1962年の世界選手権で記録した8位で、これは大会参加国が10~12か国程度だった時代の成績である。6位や7位へ迫ったことはあるものの、最終順位としては8位が最高で、それ以降は下部ディビジョンでの戦いが中心となっている。したがって選択肢の中では8位が正答となる。
Q8 : NHLのリンク公式サイズは国際規格より幅が狭い。公認サイズとして最も近いものはどれ? 60m×30m 61m×30m 56m×26m 61m×26m
IIHFの国際リンクは60m×30mが標準だが、NHLでは観客席を多く確保しスピード感を高めるため幅が狭く設定されている。公式ガイドでは200フィート×85フィート、換算するとおよそ61m×26mが公認サイズで、縦はほぼ同じでも横幅は約4m狭い。60×30は五輪など国際大会、61×30は存在しないサイズ、56×26はJrや練習用の参考値である。したがって61m×26mを選ぶのが正しい。
Q9 : オーバータイムでも決着がつかずシュートアウト方式が導入された初めての冬季オリンピック男子決勝はどの大会? 1994年リレハンメル 1998年長野 2006年トリノ 2010年バンクーバー
1994年リレハンメル大会の男子決勝、スウェーデン対カナダは延長でも決着がつかず、オリンピック史上初めてシュートアウトが採用された。5人目でスウェーデンのペーテル・フォルスベリが片手で放った有名なフェイントシュートが決勝点となり、歴史的な場面として語り継がれている。1998年長野は決勝が延長ゴール、2006年トリノや2010年バンクーバーは通常の延長で終わったため、シュートアウト決着の“最初”という条件は1994年しか当てはまらない。
Q10 : パワープレー中に守備側が規定人数を超えて氷上に出てしまった場合に科される反則は何? ディレイドペナルティ トゥー・メニー・メン フッキング ハイスティッキング
Too Many Men on the Ice(トゥー・メニー・メン)は、リンク上に規定より多い人数が出てしまった場合に科せられるベンチマイナー・ペナルティで、攻守や状況を問わず適用される。パワープレーで1人少ない状態の守備側がうっかり選手交代を誤ると、さらに人数差が開いて5対3になるなど試合展開に大きな影響を与える。ディレイドペナルティは主審が笛を吹くタイミングを遅らせる概念でペナルティ名ではなく、フッキングやハイスティッキングは別の反則である。
まとめ
いかがでしたか? 今回はアイスホッケークイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はアイスホッケークイズを出題しました。
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次回のクイズもお楽しみに。