大学受験に向けて、英単語の理解を深めるのは非常に重要です。本記事では、大学受験に頻出する英単語のクイズを10問ご紹介します。これらの単語は入試問題でも多く登場するため、しっかりと意味と使い方を理解しましょう。クイズの内容は、類義語の選択、派生語の知識、文脈からの単語判断など、入試で問われる英語力を総合的に測るものとなっています。英語学習に役立つヒントも添えてありますので、効果的な単語マスターにお役立ていただけると幸いです。ぜひ挑戦してみてください。
Q1 : 次の単語 miscellaneous と最も近い意味を選びなさい。 definite ordinary typical various
miscellaneous は「種々雑多な、いろいろな」で various が最も適切。definite「明確な」、ordinary「普通の」、typical「典型的な」は別概念。略語 misc. は目録や資料の分類で「雑」を示す。miscellaneous goods「雑貨」や miscellaneous information など、統一性のない寄せ集めに使われる語である点を押さえると文脈判断が容易。名詞 miscellany(雑集)も合わせて覚えたい。
Q2 : 次の単語 retreat と最も近い意味を選びなさい。 withdraw advance remain proceed
retreat は動詞で「退く、後退する」名詞で「退却、避難、静養先」を表す。withdraw が同義語として最適。advance「前進する」、remain「留まる」、proceed「進む」は対照的または無関係。軍事用語だけでなく stock market の retreat や weekend retreat のような抽象・比喩的用法も登場する。自動詞が基本だが他動詞用法が稀に出る点、名詞形と動詞形でアクセントが同じ点にも注意しておくと得点につながる。
Q3 : 次の単語 comply と最も近い意味を選びなさい。 obey complain compile occupy
comply は with を伴って「(規則や命令に)従う・応じる」という意味になる動詞。語源は com(一緒に)+ply(満たす)で「要求を共に満たす」が原義。企業が new regulation に comply with する、という入試英文でも頻出。complain「不平を言う」、compile「編集する」、occupy「占める」はつづりが似るが意味は全く異なるので区別必須。派生語 compliance(遵守)、compliant(従順な)も合わせて覚えよう。
Q4 : 次の単語 indispensable と最も近い意味を選びなさい。 secondary essential needless occasional
indispensable は in(否定)+dispense(なしで済ます)+able で「なしで済ませられない」つまり「不可欠の」を表す形容詞。essential が最も近義。secondary「二次的な」、needless「不要な」、occasional「時折の」は対照的な意味なので誤答。入試では be indispensable to/for 名詞 や cannot dispense with との言い換えが頻出。名詞形 indispensability も確認しておくと語彙力が広がる。
Q5 : 次の単語 notorious と最も近い意味を選びなさい。 famous reputable infamous curious
notorious は悪い意味で「悪名高い」を示す形容詞で、infamous が同義語。語源は notice と同根で「世間の注目を浴びる」が原義。famous は単に「有名な」、reputable は「評判の良い」、curious は「好奇心の強い」でポジティブまたは中立の語感を持つため不正解。副詞 notoriously は「とびきりに、ひどく」の意味もあり、難関大では副詞用法も出題されるので要注意。
Q6 : 次の単語 abolish と最も近い意味を選びなさい。 construct establish maintain do away with
abolish は「制度・法律・慣習などを廃止する」という他動詞で、選択肢 do away with が句動詞として同義。construct「建設する」、establish「設立する」、maintain「維持する」はいずれも反対または異なる概念。入試では slavery was abolished や the abolition of the death penalty などで頻出。語源は ab(離れて)+olere(成長する)。名詞 abolition、形容詞 abolitionist と派生させて覚えると得点源になる。
Q7 : 次の単語 allocate と最も近い意味を選びなさい。 gather distribute refuse consume
allocate は「資金・時間・資源などを割り当てる、配分する」という意味を持つ他動詞で、distribute が最も近い。gather「集める」は逆の動作、refuse「拒否する」、consume「消費する」も異なる概念。大学入試長文では budget が allocated to education のように受動態で出ることが多い。語源は ad(~へ)+locate(置く)で「場所を与える」イメージが根底にあり、名詞形 allocation も頻出語。
Q8 : 次の単語 reluctant と最も近い意味を選びなさい。 eager willing unwilling indifferent
reluctant は「気が進まない、嫌々の」を示す形容詞で、unwilling が同義。語根 luct は struggle を意味し「心の中で格闘している」ニュアンスがある。eager「熱心な」、willing「いとわない」は肯定的、indifferent「無関心な」は方向性が異なる。be reluctant to do の構文や reluctantly(嫌々ながら)も入試頻出。文脈で「消極的な同意」か「拒否」かを見極める読解力が求められる。
Q9 : 次の単語 embark と最も近い意味を選びなさい。 conclude abandon postpone start
embark は元々「船に乗り込む」という語で、そこから「事業・活動に着手する」意味へ派生。start が最も近い。conclude「終える」、abandon「放棄する」、postpone「延期する」は逆または無関係の動作。入試では embark on/upon a project の形でよく出題される。barque(帆船)との語源的つながりをイメージすると記憶しやすく、名詞 embarkation(乗船、開始)も派生語として押さえておきたい。
Q10 : 次の単語 exceed と最も近い意味を選びなさい。 ignore surpass delay exist
exceed は「数量・基準・期待などを超える、上回る」を意味し、surpass が同義。speed limit を exceed するなど数値が後ろに来る用法が典型。ignore「無視する」、delay「遅らせる」、exist「存在する」は意味が離れる。名詞形 excess、形容詞 excessive、副詞 excessively も入試頻出で、more than や over を用いた言い換え問題に組み込まれやすい。派生語を含めてセットで覚えると読解でも有利。
まとめ
いかがでしたか? 今回は英単語 大学受験クイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回は英単語 大学受験クイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。