千葉県民なら誰もが知っているはずの、ディズニーランド最寄り駅や千葉モノレールの特徴、なめろうの起源地など、県内ならではの豆知識が満載。地元に深く根付いた文化や地理に詳しい人だけが答えられるクイズです。千葉県の個性や魅力を存分に感じられる一問一答となっています。
Q1 : 千葉県マスコット「チーバくん」のイラストで“舌”の位置に当たる市は?
チーバくんは千葉県の形を横向きの犬に見立てたキャラクターで、各部位が実際の市町村位置と重なる。東京湾に突き出す半島の小さなふくらみが犬の舌として描かれ、その地理的場所が木更津市である。ここはアクアライン千葉側の拠点としても知られる。市原市は木更津の北で“首”付近、館山市は房総最南端の“後ろ脚”、成田市は北東内陸で“腹”に当たり舌ではない。よって舌に該当するのは木更津市が正解。
Q2 : 千葉県民が口にする「湾岸を357で行く」の“357”とは正式には何号線?
国道357号は東京湾岸を市川市から木更津市まで結ぶ全長およそ70kmの国道で、千葉県民は数字そのままに“さんごーなな”と呼ぶのが通例。湾岸エリアの工業地帯やテーマパーク、幕張メッセへのアクセス道路として日常的に使われ、会話の中で「357で行こう」と言えばこの路線を指す。国道16号は内陸環状線、14号は旧国道で船橋から千葉市方面、51号は成田から銚子方面と役割が異なるため、正式番号は国道357号が正解となる。
Q3 : 幕張メッセに徒歩で最も近いJR駅はどれ?
幕張メッセは埋立地に造成された幕張新都心に位置し、JR京葉線の海浜幕張駅とペデストリアンデッキで直結しているため、雨天でも傘いらずでアクセスできる。総武線幕張駅や幕張本郷駅は内陸側にあり、徒歩では2km以上離れバス移動が一般的。稲毛海岸駅も京葉線だがメッセより東京寄りで徒歩30分近くかかる。イベント時の電光掲示板や案内放送でも“最寄り駅は海浜幕張”と明言されるため、海浜幕張駅が正答となる。
Q4 : 千葉県で落花生の生産量が最も多い市は?
千葉県は国産落花生の7〜8割を占めるが、その中心産地が八街市である。火山灰性赤土と昼夜の寒暖差が甘味を増し、明治期の開墾以来落花生栽培が根付いた。作付面積・収穫量とも国内トップクラスで、市内には煎りたてを量り売りする専門店が多数並ぶ。学校給食でも八街産が提供されるほど地域に浸透している。成田市やいすみ市も栽培はあるものの規模で劣り、都市化の進む柏市は水田転作主体。したがって最多は八街市である。
Q5 : JR外房線の終点として案内放送で流れる駅は?
外房線は千葉駅を起点に房総半島の東海岸を南下し、終着は南房総の安房鴨川駅で内房線と接続する。車内放送で耳にする『終点、安房鴨川』のフレーズは県民におなじみだ。銚子駅は総武本線・成田線の終点で外房線ではない。上総一ノ宮駅は特急の折返し点となることが多いが路線自体はさらに南へ延びる。勝浦駅も途中駅で漁港町として知られるが終点とは位置付けられない。したがって正式な終点は安房鴨川駅である。
Q6 : 船橋市の大型商業施設『ららぽーとTOKYO-BAY』の旧名称は?
1981年開業の同施設は『船橋ショッピングセンター ららぽーと』として誕生し、その後『ららぽーと船橋ショッピングセンター』の名で長く親しまれた。2000年代に増床・改装を経て現在の『ららぽーとTOKYO-BAY』へ改称。幕張や千葉ニュータウンに同名施設は存在せず、ベイサイドは横浜の別施設である。県民の間ではいまでも“船らら”と呼ばれることがあり、旧名を言えるかどうかで世代がわかる。正解はららぽーと船橋ショッピングセンター。
Q7 : 市川・船橋エリアの住民が自転車で気軽に海遊びに行く定番の人工海浜は?
東京湾奥に広がる『ふなばし三番瀬海浜公園』は干潟と人工砂浜、バーベキュー場を備え、市街地から片道30分程度で行ける距離感から中高生やファミリーに重宝される。潮干狩りシーズンには熊手とバケツを積んだ自転車が並ぶ光景が春の風物詩。幕張の浜は海浜幕張駅近くで祭事向き、九十九里浜や沖ノ島は外房・南房総に位置し“チャリで気軽に”とは言い難い遠さである。地元民の日常レジャー先として最も定着しているのは三番瀬海浜公園だ。
Q8 : 千葉県民が「東京ディズニーランド」に行くとき、最寄り駅としてまず連想するJRの駅はどこ?
東京ディズニーランドは千葉県浦安市舞浜に立地し、JR京葉線「舞浜駅」とペデストリアンデッキで直結している。県民にとっては電車を降りた瞬間からパーク気分が始まる玄関口として定着しており、舞浜と聞けば即ディズニーを連想する。東西線浦安駅や新浦安駅も市内にあるが、徒歩で行ける距離ではなくバス必須。葛西駅は都内側で行き方が異なる。ゆえにパークと直接結ばれる舞浜駅が正解である。
Q9 : 千葉市民が「モノレール」と言われてまず思い浮かべるのはどの方式?
千葉都市モノレールは車両がレールから吊り下がる懸垂式を採用し、営業距離15.2kmは懸垂式として世界最長でギネス記録にも登録されている。道路上空をすべるように走る独特の光景は市民の日常で、幼い頃から見慣れているため千葉県民にとって「モノレール=懸垂式」というイメージが強固に根付く。跨座式は東京モノレールなど他地域、リニアやケーブルカーは県内に存在しない。したがって懸垂式が正解となる。
Q10 : 千葉の郷土料理「なめろう」の発祥とされるエリアに位置する市はどれ?
なめろうは房総半島南部の漁師料理で、獲れたてのアジやイワシを味噌・薬味とともに船上で叩き、皿を舐めるほど旨いことから名前が付いたと伝わる。安房地域の代表的な港町が鴨川市で、現在も漁港周辺の食堂で名物として供される。銚子市は銚子漁港で有名だが主流はイワシやヒラメ、佐原市(現香取市)は内陸で漁師文化に縁遠く、柏市は県北西部の住宅都市。発祥地と深い結び付きがあるのは鴨川市である。
まとめ
いかがでしたか? 今回は千葉県民にしかわからないクイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回は千葉県民にしかわからないクイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。