Q1 : 次の文で空欄に入る最も適切な形容詞を選びなさい。'This box is ____; I can lift it with one hand.'
文の後半 I can lift it with one hand. から箱が軽量であることが推測されるため、空欄には light が入る。light は『軽い』のほか『明るい』の意味もあるが、ここでは重量を形容する用法である。heavy は『重い』で意味が逆、sharp は『鋭い』、bright は『明るい』で文脈的不適切。重量を描写する際には light object, heavy bag など形容詞を名詞の前に置く。feather-light などの強調表現も存在するので併せて覚えると語彙が広がる。
Q2 : 「巨大な」という意味を持つ形容詞のうち、正しいつづりを選びなさい。
正しい綴りは enormous。e の後に n-o-r-m-o-u-s の順で母音が二つ含まれる点がポイントで、語尾 -ous は形容詞を示す。選択肢の enourmous は o と u の位置が逆、enormus は母音 u が欠落、ennormous は n が重なり誤綴となる。発音 /ɪˈnɔːrməs/ を確認すると第二音節にストレスが来るため o の位置を意識すると覚えやすい。huge, gigantic と同義で数量や衝撃を強調するときに用いるので綴りと意味をペアで暗記すると試験に強い。
Q3 : 人の性格を表す形容詞で「寛大な」に最も近い語はどれか。
generous は『寛大な』『気前のよい』という肯定的な性格特性を表す形容詞で、be generous with money や a generous offer のように寛容さや惜しみなさを示す用例が多い。nervous は『緊張した/神経質な』、jealous は『嫉妬深い』、vicious は『悪意のある』でいずれも寛大さと対極にある。generous には『豊富な』『大きな』という量的意味もあり、a generous slice of cake のように物に対しても使用可能。語義の幅を理解すると適切な文脈で使い分けやすくなる。
tall の比較級は taller と規則的に -er を付ける。原級が1音節または2音節で y で終わらない形容詞はこのパターンが基本となる。tallest は最上級、more tall は文法的には成立しても日常ではほぼ使われず不自然、tallder というつづりは存在しない。例文 John is taller than Bob. のように than を伴う比較構文で用いる。small→smaller、fast→faster など同型の変化と合わせて覚えることで他の語にも応用できる。
Q7 : 下線部の形容詞の意味として正しいものを選びなさい。'The movie was hilarious.' の hilarious の意味は?
hilarious は語源的に『陽気な』を表す語幹 hilar- を含み、『非常におもしろい』『爆笑ものの』という強い肯定的な意味を持つ形容詞で、映画やコメディのレビューで頻出する。したがって意味として最も近いのは very funny である。very scary は『とても怖い』、very sad は『とても悲しい』、very boring は『とても退屈な』で文脈に適合しない。hilarious は more hilarious と比較級を作り、funny より強調度が高い点も覚えておくとニュアンスを正確に把握できる。