クリスマスは世界中で最も愛されている祝祭の一つですが、その歴史や習慣は意外と知られていないことも多いのが現状です。この記事では、「ジングルベル」の本来の意味から、クリスマスツリー、サンタクロースの由来、定番料理、楽曲まで、クリスマスに関する10の楽しい雑学クイズをお届けします。クリスマスに詳しくない方も、この機会に知識を深めてみてはいかがでしょうか。
Q1 : サンタクロースの故郷とされる場所(国)はどこ?
サンタクロースの「公式な」故郷とされているのはフィンランド、特にラップランド地方のロヴァニエミです。そこでは本格的なサンタクロース村があり、世界中の子供たちから手紙が届きます。もちろん北欧各地にサンタ伝説はありますが、現在はフィンランドが観光でも有名です。
Q2 : クリスマスカラーで伝統的に使われる「赤」は何を象徴している?
クリスマスに使われる「赤」には、イエス・キリストが人々のために流した血を象徴する意味があります。また、生命力や愛、温かさなどの象徴ともされることがありますが、キリスト教圏では特に「キリストの血」の意味が強調されます。そのため、赤はクリスマスデコレーションに欠かせない色となっています。
Q3 : クリスマスの夜にイエス・キリストが生まれたとされる場所は?
キリスト教の伝承によれば、イエス・キリストが誕生したのはベツレヘム(Bethlehem)です。新約聖書の「ルカによる福音書」などに記されており、ベツレヘムの馬小屋でマリアがイエスを産んだとされています。世界中から巡礼者が訪れる聖地です。
Q4 : アドベントカレンダーの正しい説明はどれ?
アドベントカレンダーは、12月1日から24日(または25日)まで、ひとつずつ扉を開けて中のチョコレートや小さなおもちゃなどを楽しみながらクリスマスまでをカウントダウンするカレンダーです。ヨーロッパ発祥で子どもたちに大人気です。
Q5 : 「クリスマスイブ」にちなむ有名な日本の曲を歌ったのは誰?
「クリスマス・イブ」といえば山下達郎の代表曲として日本で非常に有名です。1983年発売以降、クリスマスシーズンには必ず耳にする定番曲のひとつで、クリスマスの名曲ランキングにも必ず登場します。ラブストーリー仕立ての詞と透明感あるメロディが特徴です。
Q6 : 「ホワイトクリスマス」という曲で知られる作曲家は?
「ホワイトクリスマス(White Christmas)」の作曲家はアーヴィング・バーリンです。この曲は1942年に公開された映画『スウィング・ホテル』で登場し、ビング・クロスビーの歌で大ヒットしました。今も最も売れたシングル曲の記録を持っています。
Q7 : クリスマスの定番料理としてイギリスで食べられているのはどれ?
イギリスのクリスマスディナーで定番とされているのは「七面鳥の丸焼き(ローストターキー)」です。17世紀ごろからクリスマスの料理になり、今では欠かせないごちそうとなっています。すき焼きやパエリア、ピザはイギリスのクリスマス伝統料理ではありません。
Q8 : サンタクロースのモデルとされる聖人は?
サンタクロースのモデルとされているのは「聖ニコラウス」です。聖ニコラウスは4世紀ごろの現在のトルコ地方の司教で、貧しい人々や子どもたちに贈り物をしたことが伝説のはじまりです。この伝説がヨーロッパを経てアメリカに伝わり、今のサンタクロース像になりました。
Q9 : クリスマスツリーとしてよく使われる木は?
クリスマスツリーとして広く利用されている木は「モミ」の木です。英語では「Fir tree」と呼ばれ、枝ぶりや葉の形が装飾にちょうどよく、常緑樹で冬でも葉を落とさないことから生命の象徴とされ、ヨーロッパなどで昔からツリーに使われてきました。樫や柳、杉は一般的にクリスマスツリーには使われません。
Q10 : 「ジングルベル(Jingle Bells)」の本来のテーマはどれ?
実は「ジングルベル」はクリスマスソングとして知られていますが、元々はクリスマスを祝う歌ではなく、馬のそりで雪道を走って遊ぶ楽しい様子を描いた歌です。そのため、本来のテーマは「馬のそり」です。現在ではクリスマスの定番曲として世界中で親しまれていますが、歌詞をよく読むとクリスマスに限定されていないことが分かります。
まとめ
いかがでしたか? 今回は簡単なクリスマスクイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回は簡単なクリスマスクイズを出題しました。
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次回のクイズもお楽しみに。