古今東西の神話の中に登場する様々な神々や存在を題材とした「神話クイズ」を紹介します。北欧、ギリシャ、エジプト、インド、アステカなど、各文化圏の特徴的な神話の知識を試すことができます。古来から語り継がれてきた神話の世界を、クイズを通して楽しく学んでみませんか。神話の知識が深まるとともに、文化の多様性にも気づくことができるはずです。さぁ、あなたの神話力を試してみましょう。
Q1 : 北欧神話で主神オーディンの持つ「知恵の樹」から流れる泉の名前は?
オーディンは知を求めて「ミーミルの泉」から水を飲み、その代価として片目を失いました。ミーミルの泉には宇宙の知識が集まるとされ、世界樹ユグドラシルの根元にあります。フリッグの泉やウルズの泉などと混同されやすいですが、知恵と最も結びつきのある泉はミーミルの泉です。
Q2 : ギリシャ神話で『パルナッソス山に住む芸術と学問の女神9柱』の総称は?
ギリシャ神話において、「ムーサイ」または「ミューズ」は詩や音楽、舞踊など芸術・学問をつかさどる9柱の女神の総称です。アポロンと共にいたことで知られます。グライアイは一つ目の姉妹、ハルピュイアは怪鳥の魔物、カリュプソは海の女神です。
Q3 : アステカ神話で太陽神として最も崇拝された神の名前は?
ウィツィロポチトリはアステカの太陽神であり、戦争と太陽を司る神として特に崇拝されていました。アステカの中心的な存在で、首都テノチティトランの大神殿にも祀られていました。ケツァルコアトルは羽毛蛇神、テスカトリポカは夜の神、トラロックは雨の神です。
Q4 : インド神話で『破壊と再生の神』として有名な神は?
シヴァはヒンドゥー教の三大神(トリムルティ)の一柱で、「破壊と再生」を司る神です。世界を破壊し、新たな創造をもたらすとされます。ヴィシュヌは世界を維持する神、ブラフマーは創造神、ガネーシャは障害を取り除く知恵の神として崇拝されています。
Q5 : メソポタミア神話で『ギルガメシュ』の親友として知られる野人は?
『ギルガメシュ叙事詩』に登場するエンキドゥは、自然と共に生きる野生児で、ギルガメシュの親友となります。人と獣の中間的な存在として登場し、後にギルガメシュと共に冒険し、死去することで物語に大きな影響を及ぼします。エアは知識の神、アヌンナキは神々の集団、マルドゥクはバビロニアの主神です。
Q6 : ギリシャ神話で最初の女性とされ、『パンドラの箱』を開けてしまった人物は?
パンドラは神々によって作られた最初の女性で、パンドラの箱(実際は壺)を開けてしまい、世にあらゆる災厄が広がりました。唯一残ったのは「希望」とされています。ヘレネはトロイア戦争の発端の女性、ペルセポネは冥界の女王、メデューサはゴルゴン三姉妹の一人です。
Q7 : エジプト神話で、『冥界の神』として知られるのは誰?
エジプト神話において、オシリスは冥界(死後の世界)を司る神であり、死者の審判を行う存在として知られています。オシリスは一度弟セトに殺されますが、妻イシスに蘇らされ、冥界の王となりました。ホルスは天空の神、アヌビスはミイラ作りと死者の守護神、ラーは太陽神です。
Q8 : 日本神話でイザナギが黄泉の国から戻った後、左目を洗って生まれた神は誰?
『古事記』や『日本書紀』によると、イザナギが黄泉の国から戻って身を清めた際、左目を洗って生まれたのが天照大神(アマテラスオオミカミ)です。右目から月読命(ツクヨミ)、鼻から建速須佐之男命(スサノオ)が生まれました。オオクニヌシは国造りの神です。
Q9 : ギリシャ神話で『知恵と戦略の女神』として知られるのは誰?
ギリシャ神話において、アテナは知恵、戦略、工芸、戦争の女神です。パルテノン神殿があるアテネの守護神であり、多くの戦いでギリシャの英雄たちに助言を与えました。ヘラはゼウスの妻で結婚の女神、アルテミスは狩猟の女神、アフロディーテは愛と美の女神です。
Q10 : 北欧神話で『世界樹』と呼ばれる木の名前は何でしょう?
北欧神話に登場する「世界樹」は「ユグドラシル(Yggdrasill)」です。世界の中心に立ち、九つの世界を支えているとされ、神々や英雄、様々な生き物がその木に関わります。イグドラジルは表記揺れ、ミドガルズオルムは世界蛇、ムスペルヘイムは炎の国です。正しい名称はユグドラシルになります。
まとめ
いかがでしたか? 今回は神話クイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回は神話クイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。