合気道は、その独自の精神性と技法により、世界中から注目されている現代武道です。植芝盛平によって創始された合気道は、相手との調和を何よりも重視し、力強い投げ技や関節技によって相手を制することを目指します。本クイズでは、合気道の歴史や理念、技法、装束など、さまざまな側面について10問出題します。合気道に精通したあなたは、この問題を解いて自身の知識を確認してみましょう。
Q1 : 合気道を表す正しい英訳はどれ?
合気道の正式な英訳は「Aikido」です。他の選択肢の「Judo(柔道)」、「Karate(空手)」、「Taekwondo(テコンドー)」はそれぞれ異なる武道を指す英語表現です。合気道は日本発祥の現代武道で、独自の理念と技法があります。
Q2 : 次のうち合気道で禁止されていることは?
合気道では実戦的な投げや関節技を中心に技を構成していますが、相手に直接的な打撃(パンチやキックなど)は原則として稽古や演武では禁止されています。礼や呼吸、床を踏みしめることは禁止されていません。
Q3 : 合気道の稽古において、木刀や杖を使う練習は何と呼ばれる?
合気道では木刀(剣)や杖を用いた稽古を「剣杖稽古(けんじょうけいこ)」と呼びます。型稽古は素手を含む練習全般です。武器技も間違いではありませんが、正式には「剣杖稽古」が使われます。
Q4 : 合気道の「一教」はどのような技のカテゴリーに入るか?
合気道の「一教(いっきょう)」は相手の肘関節を極めて制圧する関節技です。「一教押え」とも呼ばれ、合気道で最も基本となる技のひとつです。投げ技や打撃技とは別ジャンルです。
Q5 : 合気道が最も重視する理念はどれですか?
合気道は「合気」という名の通り、相手と調和しながら争いを未然に防ぐことや自己防衛の側面が強調されています。単純な勝敗や力で制するのではなく、相手の力を利用して争いを鎮める「和」の精神を最も重視します。
Q6 : 合気道の帯色で「黒帯」は一般的に何段以上に与えられる?
合気道において「黒帯」は初段(しょだん)以上に与えられます。段位制になっており、合格すると白帯から黒帯になります。他の選択肢に挙げられた段はすべて誤りで、基本的には初段から黒帯となるのが一般的です。
Q7 : 合気道の技の稽古において、技をかける側を何と呼ぶ?
合気道では、技をかける側を「取り(とり)」と呼びます。技を受ける側は「受け(うけ)」です。仕手(して)は能や他の武道用語で投げ技担当者を指すこともありますが、合気道では「取り」が正式です。
Q8 : 合気道の公式な道着の色として認められているのは?
合気道の公式な道着の色は白です。稽古着として白色が基本であり、上位者は袴(黒や紺)を着用しますが、道着そのものは白です。他の色は公式な大会や演武で使用されることはありません。
Q9 : 合気道の技法で相手の腕を取り、関節を極めて相手を制する技の名前は?
小手返しは、相手の手首をひねりながら制し、相手を倒す合気道の代表的な関節技です。一教は合気道の基本技で制圧技術、四方投げと呼吸投げは投げ技です。全て異なる特徴があり、小手返しは主に手首関節を中心に極めて制圧する点が特徴です。
Q10 : 合気道の創始者は誰ですか?
合気道の創始者は植芝盛平(うえしばもりへい)です。彼は大正時代から昭和時代にかけて、自身の武術経験と精神修養をもとに合気道を編み出しました。他の選択肢の嘉納治五郎は柔道、武田惣角は大東流合気柔術、中山隆秀は剣道の有名な人物ですが、合気道の創始者ではありません。
まとめ
いかがでしたか? 今回は合気道クイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回は合気道クイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。