インターネット回線に関する知識を問うクイズを10問用意しました。光回線の特長や、有線LAN・無線LANの違い、IPv6の利点など、インターネット接続の基本的な仕組みや選択肢について幅広く学べる内容となっています。インターネットを活用する上で重要な基礎知識を確認できるこのクイズに、ぜひ挑戦してみてください。
Q1 : 有線LANと無線LAN(Wi-Fi)を比較した場合、有線LANのメリットとされるのはどれ? 通信が安定しやすい 設置が必ず簡単 距離が無制限 ノートパソコン専用である
有線LAN(Ethernetケーブルを使用した接続)は、外部要因による電波干渉などの影響を受けにくく、通信が安定し速度低下も少ないという特徴があります。そのため、大容量データのやり取りやオンラインゲーム、動画会議などの安定性重視の用途に適しています。設置の手間はWi-Fiに劣りますが、距離の制約や端末の限定はありません。
Q2 : 光回線の最大通信速度が1Gbpsとされている場合、これは通常どこの速度を指しますか? 理論上の最大値 毎秒必ず出る速度 アップロードのみの速度 プロバイダーの社内速度
光回線サービスなどで「最大1Gbps」と記載されている場合、この数字は「理論上の最大値」を指しています。実際の利用環境や混雑状況、回線の品質、機器性能などによって実効速度は変わり、スペック通りの速度が常時保証されているわけではありません。通常は下り(ダウンロード)速度、上り(アップロード)速度ともに理論値で表示されます。
Q3 : オンラインゲームなどのリアルタイム通信において重要な回線の特徴はどれ? 遅延(レイテンシ)が低いこと 契約年数が短いこと プロバイダーが有名であること 上り速度が常に1Gbpsであること
オンラインゲームにおいては、回線速度よりも「遅延(レイテンシ)」の低さが非常に重要です。遅延が高いと、ゲームキャラクターの操作反応にタイムラグが生じ、快適なプレイが難しくなります。契約年数やプロバイダーの知名度、上り速度の絶対値も関係はありますが、リアルタイム通信では瞬時のデータのやり取りが要求されるため、遅延の低い回線が最も重要です。
Q4 : スマートフォンで自宅の固定回線を使ってインターネット接続する方式として代表的なのはどれ? Wi-Fi利用 モバイルデータ通信 Bluetoothテザリング USBテザリング
スマートフォンで自宅の固定回線由来のインターネット通信を利用するには、Wi-Fiネットワークへの接続が代表的な方法です。Wi-Fiは無線通信規格であり、家庭内のルーターから発せられる電波を受信することで、固定回線の高速・大容量通信をスマートフォンで利用することが可能です。他のテザリング手段は主にスマホ側の回線を共有するものです。
Q5 : インターネット回線を戸建てに引く際、一般的に必要な作業はどれ? 光ファイバーの引き込み工事 Wi-Fiルーターの購入のみ 電話回線の契約のみ エリア全体での工事のみ
戸建て住宅で光インターネット回線を新たに導入する場合、最も重要な作業は「光ファイバーの引き込み工事」です。この工事では光ケーブルが宅内まで引き込まれ、専用の終端装置(ONU)が設置されます。Wi-Fiルーターの購入・設置も重要ですが、そもそもの光回線の敷設が不可欠です。電話回線や近隣エリア全体の工事は、必須作業ではありません。
Q6 : マンションなど集合住宅でインターネット回線を契約する場合の注意点で正しいのはどれですか? 建物の設備によって対応できない場合がある 必ず光回線が使える 特別な申し込みは不要 プロバイダー料金は無料になる
マンションなどの集合住宅では、その建物自体がインターネット回線(特に光回線)に対応している必要があります。対応設備がない場合、利用できないか、低速な配線方式しか提供されない場合もあります。また、回線を個別に導入する場合は建物の管理会社や大家の許可が必要なケースも多いです。特別な申し込みやプロバイダー契約も必要ですし、料金が無料になることは基本的にありません。
Q7 : 固定インターネット回線のIPv6接続の主な利点はどれですか? より多くのIPアドレスが利用可能 回線速度が自動的に10倍になる Wi-Fiの電波範囲が広がる 回線料金が無料になる
IPv6は従来のIPv4に比べて遥かに多くのIPアドレスが利用できることが最大の利点です。IPv4の枯渇が現実的な問題となっている中、IPv6普及によって末端の端末へも独自のIPアドレス割り当てが可能になり、今後増加するIoTデバイスや新サービスにも柔軟に対応できます。ただし、IPv6への移行自体で速度や料金が自動的に大きく変化するわけではありません。
Q8 : ADSLと比較したときの光回線の大きなメリットはどれですか? 通信速度が速い 設置工事が不要 料金が必ず安い ノイズ耐性が低い
ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)は電話回線を利用した従来のインターネット接続方式で、通信速度に限界があります。一方、光回線は光ファイバーケーブルを使用し、より高速かつ安定したデータ通信が可能です。また、外部環境の電波ノイズの影響も受けにくい特徴があります。設置工事は光回線の方が必要ですが、高速通信を実現できるのが最大のメリットです。
Q9 : インターネット回線の種類で「FTTH」とは何の略ですか? Fiber To The Home Fast Transmission Technology Hub Fiber Terminal To Host Future Tech Tele-Home
FTTHは「Fiber To The Home」の頭文字をとった略語です。これは、光ファイバーケーブルを利用して通信回線を直接家庭やオフィスまで引き込む方式のことを指します。FTTHはADSLやケーブル回線に比べて高速・大容量通信が可能であり、日本国内でも主流となっています。高速通信、低遅延、大容量のデータ通信が必要な現代において、FTTHは多くの住宅・企業に導入されている技術です。
Q10 : 日本で普及している光回線サービスの一つ「フレッツ光」を提供しているのはどの企業ですか? NTT東日本・NTT西日本 KDDI ソフトバンク NURO
フレッツ光は、日本で広く利用されている光回線インターネットサービスで、東日本地域ではNTT東日本、西日本地域ではNTT西日本が提供しています。NTTは、もともと電電公社の流れをくむ大手通信事業者であり、光ファイバーインターネット網の構築を全国規模で実施してきました。KDDIやソフトバンク、NUROも独自ブランドの光回線サービスを展開していますが、フレッツ光というブランドを持つのはNTTのみです。
まとめ
いかがでしたか? 今回はインターネット回線クイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はインターネット回線クイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。