バレンタインデーは世界中で愛と甘さに包まれる特別な日。この日の歴史や由来、日本での広がりについて、クイズを通して読者の皆さんに知っておきたい10の情報をお届けします。聖バレンタインから始まり、チョコレートの販促キャンペーンを経て、世界規模のイベントへと進化したバレンタインデーの魅力を、是非この機会に探っていきましょう。
Q1 : 世界で最もバレンタインカードのやり取りが多い国はどこ?
アメリカでは子どもから大人まで幅広くバレンタインカードをやり取りする風習があり、年間で10億枚近いカードがバレンタインにやりとりされると言われています。学校でもクラスメート同士でカードを配るイベントが行われるなど、非常に大規模なイベントになっています。
Q2 : お返しにキャンディを贈るのが推奨されたのは、どこの企業のアイディア?
ホワイトデーの「お返しにキャンディを」というアイディアは、福岡の石村萬盛堂が1978年に打ち出しました。これが日本全国に広まったきっかけとなり、その後はマシュマロやクッキーも人気となりますが、最初はキャンディがメインでした。
Q3 : 日本でバレンタインチョコに添えるカードの習慣はどう広まった?
日本においてチョコに手紙やカードを添える習慣は、1970年代ごろから漫画や少女雑誌などのメディアが“告白イベント”として描写したことで若者を中心に浸透しました。リアルな学校現場の風景などと相まって、特有の文化として定着しました。
Q4 : 2月14日がバレンタインデーとされた理由は?
2月14日がバレンタインデーとされたのは、聖バレンタインが処刑された(殉教した)日がこの日だったからです。もともとローマの祭事“ルペルカリア”とのタイミングも近かったため、後世に恋愛や愛を象徴する日として統合されていきました。
Q5 : バレンタインデーが“愛の日”とされるきっかけはどれ?
バレンタインデーが“愛の日”とされるのは、聖バレンタインが兵士たちのために秘密裏に結婚式を挙げさせたことがきっかけです。これがローマ皇帝の命令に反していたため、彼は殉教しました。そのため、愛の守護聖人とされ、2月14日が恋人たちの記念日となりました。
Q6 : ホワイトデーは日本独自の文化ですが、発祥年はいつとされている?
ホワイトデーはバレンタインデーでチョコレートをもらったお返しをする日で、日本で生まれた習慣です。1980年代から全国的に広まりますが、一番早く企業が「ホワイトデー」と銘打って販売を始めたのは1978年の石村萬盛堂(福岡県)が最初とされています。
Q7 : バレンタインの2月14日、欧米では主にどんな形でプレゼントを贈ることが多い?
欧米においては、バレンタインデーには主に男性が女性に花束やカード、チョコレートなどを贈ります。日本とは逆で、女性から男性へが主流というわけではありません。近年はカップル同士や友人間でカードやちょっとした品を交換することも増えていますが、伝統的には“男性→女性”のプレゼントが一般的です。
Q8 : 日本のバレンタインデー文化で象徴的な“義理チョコ”は、どの時代に一般化した?
“義理チョコ”は昭和40年代(1960年代中盤以降)に、企業のバレンタイン商戦の拡大とともに一般化しました。当初は恋愛対象へのチョコでしたが、次第に職場などでの「お世話になっている人」に贈る“義理チョコ”として普及しました。1970年代には社会現象となりました。
Q9 : 日本で初めてバレンタインデーを紹介した企業はどこ?
日本でバレンタインデーを最初に紹介した企業は1936年の神戸モロゾフ製菓です。当時は欧米の風習を紹介する形でスタートしました。その後、1970年代に各社が販促キャンペーンを重ね、本格的に日本型バレンタインデー文化が形成されました。森永やロッテも普及に貢献しましたが、最初はモロゾフです。
Q10 : バレンタインデー発祥の地はどこでしょう?
バレンタインデーは、ローマ帝国時代のイタリア・ローマに実在した聖ウァレンティヌス(聖バレンタイン)に由来します。彼は婚姻を禁止された兵士たちをひそかに結婚させていたため、殉教しました。このため、イタリアが発祥の地とされています。一方、イギリスやアメリカで現代的な愛の告白の日として広がりましたが、起源はイタリアです。
まとめ
いかがでしたか? 今回はバレンタインデークイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はバレンタインデークイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。