漢字の読み方を問う10問の質問からなる「漢字クイズ」を紹介します。日常よく使う言葉の中にある漢字の読み方は意外と覚えづらいものです。この機会に「責任」「裁判所」「環境問題」「証拠」「収集」「導く」「歴史」「貴重」「誤解」「宣伝」の読み方を確認してみましょう。普段から漢字の意味と読み方に気をつけて、語彙力とともに漢字力も高めていきましょう。
Q1 : 「宣伝」の「宣」の正しい読み方はどれですか。
「宣伝」の「宣」は「せん」と読みます。「宣」は「宣言」や「宣教」にも使われ、「高らかに告げる、言いひろめる」という意味があります。宣伝とは広く人に知らせる、という意味なので「せん」と読みます。「しん」「せつ」「そん」とは読みません。
Q2 : 「誤解」の「誤」の意味として正しいものはどれですか。
「誤解」の「誤」は「まちがい」という意味です。「誤る(あやまる)」のように、事実や本当のことと違っていることを表したいときに使います。「答え」は「答」、「むずかしい」は「難」、「よろこぶ」は「喜」が使われます。
Q3 : 「貴重」の「貴」はどんな意味がありますか。
「貴重」の「貴」は「とうとい」や「うやまう」などの意味があります。「貴」は値打ちが高い、めずらしい、または尊重すべきものにつけられる字です。「すずしい」は「涼」、優れているは「優」、広いは「広」など他の漢字になります。
Q4 : 「歴史」の「歴」に一番近い意味を持つものはどれか。
「歴史」の「歴」には「経てきた時間の流れ」という意味があります。「歴年」「遍歴」などでも使い、長い年月やその流れを指します。「家族のつながり」は「親族」等、「学んだ内容」は「知識」等、「大きな変化」は「革命」等の熟語で表します。
Q5 : 「導く」の「導」の正しい読みはどれですか。
「導く」の「導」は「みちびく」と読みます。この漢字は道案内をする、指し示して案内するというような意味があります。物事や人を望む方向へ進ませる場合によく使われ、導入(どうにゅう)、指導(しどう)という熟語でも使われます。つたえる・おしえる・さそうとは意味が異なります。
Q6 : 「収集」の「収」の意味として正しいものはどれですか。
「収集」の「収」は「集めること」という意味です。収めることや集めることを表し、「収穫」「収入」なども同じ意味です。「数えること」は「計」、包むことは「包」、並ぶことは「並」など、他の漢字に該当します。収は「得て集約する」イメージです。
Q7 : 「証拠」の「証」を正しく読めるものはどれですか。
「証拠」の「証」は、「しょう」と読みます。証は、「証明」や「証人」などにも使われる漢字で、「あることが確かであることを示す」意味があります。「証拠(しょうこ)」のように使われることが多いので、読みをしっかり覚えておきましょう。
Q8 : 「環境問題」の「環」の正しい意味はどれですか。
「環境問題」の「環」は、「輪のようにつながっていること」という意味を持ちます。また、「環」は「環状線」や「循環」など、何かが環(わ)のように連なっている様子で使われます。環境とは、生き物や物が取り囲んでいる場所や条件のことを指します。地球環境・自然環境の話題で重要です。
Q9 : 「裁判所」の「裁」を正しく読めるものはどれですか。
「裁判所」の「裁」は「さい」と読みます。この漢字は「裁く(さばく)」などにも使われ、「物事をさばく、取りしきる」という意味があります。法や決まりについての公的な話題でよく出てくる漢字です。他の読みはこの字にはあまり使いません。判決を下す機関は「さいばんしょ」と必ず「さい」と覚えましょう。
Q10 : 次の中から「責任」の「責」の正しい読み方を選びなさい。
「責任」の「責」は「せき」と読みます。責は「責める」という意味があり、自分の行動や結果について責任を取ることを表しています。ちなみに「にん」とは「任」の読み方、「ざい」は「罪」「財」などの読み方、「たん」は主に「担」や「探」などに使われます。学校や社会でもよく使われる言葉なので、読み方を間違えないように覚えておきましょう。
まとめ
いかがでしたか? 今回は5年 漢字クイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回は5年 漢字クイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。