日本には歴史的な名城がたくさんありますが、その中でも特に有名で魅力的なお城が存在します。この記事では、そうした初級レベルのお城クイズをご紹介します。城の歴史や特徴を学びながら、ご自身の知識を確認してみましょう。クイズには有名な城の名称や所在地、建築様式や伝統などさまざまな問題が含まれています。お城に興味のある方はもちろん、歴史や建築に関心のある方にもぜひ挑戦していただきたい内容となっています。クイズを通して、日本のお城の魅力を再発見できるはずです。
Q1 : 「日本三大名城」に含まれないのはどれ?
「日本三大名城」とされるのは姫路城・熊本城・名古屋城です。松本城は現存天守で有名な名城ですが、日本三大名城のリストには含まれません。その美しさや歴史的価値では劣らないものの、伝統的な三大名城には選出されていない点が特徴です。
Q2 : 和歌山城の築城を指揮した大名は誰?
和歌山城は、天正13年(1585年)、豊臣秀吉の命令で浅野長政が築城を指揮しました。浅野氏は豊臣政権下で紀伊国の城主となり、周辺を統治していました。他の選択肢も著名な築城名手ですが、和歌山城は浅野長政の名が特に重要です。
Q3 : 現存十二天守に含まれないお城はどれ?
現存十二天守は、江戸時代以前に建てられ、今でも天守閣が現存する12の城を指します。その中に岡山城の天守は含まれていません。岡山城の天守は戦災で消失し、のちに復元されたものです。犬山城・彦根城・松江城は現存天守に含まれています。
Q4 : 伊予松山城がある都道府県は?
伊予松山城は、愛媛県松山市にあります。山頂に本丸を構える山城で、現存天守があり観光地としても有名です。四国地方の中心都市の一つで、松山市は夏目漱石の『坊つちやん』の舞台としても知られています。隣県の香川や高知ではありませんので注意しましょう。
Q5 : 江戸時代、徳川家康が最初に築城した城はどれ?
徳川家康が最初に本格的に築城したのは駿府城です。駿府は現在の静岡市にあたります。家康は幼少期から駿府で過ごしていたこともあり、晩年も駿府城に居を構えました。江戸城や名古屋城、大阪城も縁のある城ですが家康が最初に直接関わった城は駿府城となります。
Q6 : 広島城の別名は何でしょう?
広島城の別名は「鯉城(りじょう)」です。これは、城の立地する場所が「己斐浦(こいのうら)」であったためという説や、毛利輝元が中国地方の中でも鯉の里(己斐)にちなんでつけたとも言われます。鯉のぼりやカープのチーム名にも由来が見て取れます。
Q7 : 名古屋城の天守にある特徴的な装飾物は何でしょうか?
名古屋城天守の屋根に飾られているのは「金の鯱(しゃちほこ)」です。鯱は水の守護神とされ、火災から守る目的もあったと伝えられています。名古屋城の金鯱は特に有名で、城のシンボルとなっています。名古屋城といえば金の鯱、これは定番の知識です。
Q8 : 松本城の特徴として正しいものはどれ?
松本城は天守が5層6階という珍しい構造を持っています。また、外壁は黒漆塗りで“烏城”と呼ばれることもあります。しかし、「堀が無い」「明治時代に建設された」は誤りで、松本城には立派な堀があり、安土桃山時代から江戸時代初期にかけて建てられました。
Q9 : 熊本城の別名は?
熊本城は別名「銀杏城(ぎんなんじょう)」とも呼ばれています。城内にあった大銀杏の木に由来しています。特に熊本城の大天守には立派な銀杏の木があり、加藤清正が自身が敗れたときこの銀杏の木から芽が出れば再興できると信じて植えたという逸話もあります。名称の由来を知ることで城の歴史への理解も深まります。
Q10 : 日本で現存天守が国宝に指定されているお城はどれ?
姫路城は日本で最も有名な現存天守の一つで、国宝にも指定されています。姫路城は白鷺城とも呼ばれ、その美しい白漆喰の壁と堅牢な構造から多くの観光客に愛されています。他にも国宝に指定されている松本城や犬山城、彦根城がありますが、大阪城や名古屋城の天守は復元されたものです。
まとめ
いかがでしたか? 今回はお城 初級クイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はお城 初級クイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。