日本語には数多くの難読漢字がありますが、その中でも特に読み書きが困難な漢字にスポットを当てたのが、この「漢字むずいクイズ」です。10問のクイズを通して、「鬱」「贖罪」「麒麟」など、日常生活でも見かける漢字の正しい読み方を確認していきます。遭遇する機会の多い漢字から、歴史的な経緯のある漢字まで、幅広く取り上げています。漢字の知識を深めながら、あなたの読解力も鍛えられるはずです。この機会に、日本語の奥深さを堪能してみてはいかがでしょうか。
Q1 : 「蠢く」の正しい読みはどれ?
「蠢く」は「うごめく」と読みます。小さな虫や生き物などがもぞもぞと動く様子を表現する際に使われます。非常に画数が多いので、書くのは難しいですが、日本語の文学や詩、古い表現などで見かけることがあります。
Q2 : 「杳として知れない」の「杳」の読みは?
「杳」は「よう」と読みます。「杳として知れない」とは、行方や消息などが全く分からない様子を示す表現です。現代日本語ではほとんど見かけませんが、文学作品や古典作品に度々登場します。
Q3 : 「憂鬱な気分」の「憂鬱」はどちらも同じ読みになるが、それぞれの意味として正しいものはどれ?
「憂鬱」の「憂」は「うれえる」や「う」などで、「悲しみや心配ごと」を指します。「鬱」も「うつ」と読み、気が滅入る、心がふさぐという意味です。セットで「憂鬱」となれば、気分が沈んで気持ちが晴れない状態を指します。
Q4 : 「燦然と輝く」の「燦」の正しい読みは?
「燦然」とは「さんぜん」と読みますが、「燦」は「さん」という読みが基本です。「光り輝くさま」などで使われる美しい意味を持つ漢字です。他にも「燦爛(さんらん)」などの熟語があります。同音異字の「賛」と間違えやすいので注意しましょう。
Q5 : 「齟齬(そご)」の「齬」の読みは?
「齟齬(そご)」の「齬」は「ご」と読みます。齟齬とは、食い違いや意見の不一致を表す語です。「齟」は「そ」ですが、「齬」は「ご」となります。この熟語で使われる以外に見かけることはあまりありませんが、日本語検定などでは頻出の難読漢字です。
Q6 : 「逞しい体」というときの「逞」の読みは?
「逞しい」の「逞」は「たくま」と読みます。「逞しい体」は、筋肉質で強いイメージを持つ体を指します。「たくましい」と一発で読める日本人も多くありませんが、現代の日本語としては有名な表現です。
Q7 : 「檸檬」という果物の読みは?
「檸檬」は「れもん」と読みます。英語の「lemon」から来ており、明治時代に日本に入ってきた外来語の漢字表記です。この漢字2文字とも画数が多く、難しいですが、文学作品の題名にも使用されることがあります。
Q8 : 次の漢字「麒麟」の正しい読みは?
「麒麟」は「きりん」と読みます。中国の伝説上の動物で、また日本では実在する動物「キリン」の名前にもなっています。「麒」と「麟」はともに難読漢字ですが、「きりん」と一緒に覚えておくと便利です。
Q9 : 「贖罪」の「贖」の正しい読みは?
「贖罪」は「とくざい」と読み、「贖」は「とく」と読みます。「償う」という意味を持ち、自分の罪をあがなう(贖う)という意味です。「贖」は「贖(あがな)う」とも読みますが、音読みは「とく」です。他の選択肢はこの漢字には適していません。
Q10 : 「鬱」の正しい読みはどれ?
「鬱」は「うつ」と読みます。現代日本語で「うつ」といえば、気分が沈む「うつ病」などに使われる漢字です。難しい漢字で、総画数が29画と非常に多いのが特徴です。他の選択肢は、この漢字には使われません。実生活やニュース記事などでも使うことがある重要な漢字です。
まとめ
いかがでしたか? 今回は漢字むずいクイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回は漢字むずいクイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。