紅茶愛好家必見!最新の「紅茶クイズ」をお届けします。茶葉の産地や等級、イギリス発祥の紅茶文化など、紅茶に関する豆知識が満載。普段の紅茶の飲み方から、歴史や製造方法まで、全10問のクイズにチャレンジして、紅茶通への一歩を踏み出しましょう。紅茶を愛し、そして深く理解する、そんな一冊になっています。紅茶好きの方はもちろん、これから紅茶に興味を持とうとする方にもおすすめです。紅茶の魅力に迫る、この機会をお見逃しなく!
Q1 : 中国の有名な紅茶で、世界三大紅茶のひとつに数えられるものは?
キーマン紅茶(祁門紅茶)は中国・安徽省で生産される高級紅茶で、世界三大紅茶(ダージリン・ウバ・キーマン)のひとつです。蘭やバラに例えられる独特の芳香が特徴で、イギリスでも高く評価されています。濃厚なのにまろやかな味わいと香りで、ストレートティーに適しています。
Q2 : 紅茶の水色(すいしょく)とは何のことか?
紅茶の「水色(すいしょく)」とは、茶葉を抽出したときの液体そのものの色のことを指します。透明感のある明るい赤色、深みのあるルビー色など、紅茶ごとの個性があります。試飲評価や品質査定でも重要な指標で、水色が美しいものほど良い紅茶とされやすいです。
Q3 : イギリスの有名なブレンド紅茶で「英国王室御用達」としても知られるブランドは?
トワイニングは1706年創業と歴史が長く、英国王室御用達の紅茶ブランドとして知られています。ロイヤルファミリーのみならず世界中で愛される存在で、アールグレイやイングリッシュブレックファストなどのブレンドが有名です。トワイニングのロゴは英国王室の認証を示す紋章がデザインされています。
Q4 : 紅茶に含まれる主なカフェインの働きで正しいものはどれ?
紅茶にはカフェインが含まれており、その主な働きは中枢神経を刺激して眠気を覚ましたり、集中力を高めたりすることです。一方、カフェインには利尿作用もあるため、摂取のしすぎには注意が必要です。紅茶のカフェインはコーヒーより穏やかですが、独特のリフレッシュ効果が特徴です。
Q5 : アフタヌーンティーを提唱したことで知られる貴族は誰?
アフタヌーンティーは1840年代、イギリス・ベッドフォード公爵夫人アンナ・マリアによって始められました。ランチとディナーの間食として紅茶と軽食を楽しむ習慣を提案したことが、上流階級の間で昼下がりの紅茶文化として広まっていきました。彼女が特にイギリスのお茶文化に大きな影響を与えました。
Q6 : 紅茶の茶葉の等級(グレード)で、最も細かく砕かれたものは何と呼ばれる?
紅茶の茶葉は、葉の形状や大きさなどによって等級分けされます。その中で最も細かく砕かれたものは「ダスト(D)」と呼ばれます。主にティーバッグなどに使われることが多いグレードです。逆に大きいものだとOP、BOPなどがあります。ダストは抽出が早いのも特徴です。
Q7 : セイロンティーの産地として有名な国はどこでしょう?
セイロンティーは、かつてのセイロン、すなわち現在のスリランカで生産される紅茶を指します。スリランカ国内にはウバ、ディンブラ、ヌワラエリヤなど有名産地があります。その清涼感ある風味が特徴で、世界的にも高評価を受けています。セイロンという呼称はかつての国名に由来しています。
Q8 : 紅茶の葉の発酵を行わず加熱処理して作るお茶の種類は?
茶葉の発酵度による分類で、発酵させずに加熱処理(蒸しや釜炒り)して作られるのが緑茶です。紅茶は完全発酵茶、ウーロン茶は半発酵茶、プーアル茶は後発酵茶に分類されます。紅茶だけでなく、様々なお茶は加工方法で分類されていますが、発酵なしは緑茶というのが正しい知識です。
Q9 : イギリスの代表的な紅茶の飲み方で、ミルクを先にいれることを何というでしょう?
イギリスでは昔、紅茶カップが高価で割れやすかったため、熱い紅茶を注ぐ前にミルクを先にカップに入れて温度差を和らげた習慣がありました。これを「ミルクファースト」と呼びます。これに対し、紅茶を先に入れてからミルクを注ぐのは「ティーファースト」と呼ばれます。どちらも議論になるほど英国人にはこだわりがある飲み方です。
Q10 : インドの有名な紅茶産地の一つで、世界三大紅茶の一つにも数えられるのはどれ?
ダージリンはインド北部の標高2,000メートル近い高地にあり、特有のマスカテルフレーバーが特徴です。その品質と香りの良さから、「紅茶のシャンパン」とも呼ばれ、世界三大紅茶(ダージリン、ウバ、キーマン)のひとつに数えられています。インドを代表する高品質紅茶の産地です。
まとめ
いかがでしたか? 今回は紅茶クイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回は紅茶クイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。