日本各地に息づく”方言”の世界。言葉の違いが生み出す文化の多様性を探る、47都道府県方言クイズ。「体が疲れた」を意味する「こわい」や、「触る」を表す「ちょす」など、あなたの知らない方言が満載。地域によって言葉が変わる不思議を感じながら、全10問の問題に挑戦してみましょう。きっと新鮮な発見があるはず。
Q1 : 「まいまいする」という言葉が「迷う」という意味で使われる県はどこでしょう?
「まいまいする」は石川県の方言で、「迷う」という意味です。「道にまいまいしちゃった」などという表現がされます。この愛らしい響きの言葉は石川県を含む北陸地方でよく使われ、地元の人々にとっては非常に親しみ深い表現です。他の地域では「迷う」とそのまま言うことが多いため、石川県特有の言い回しとして覚えやすく、ユニークな方言と言えるでしょう。
Q2 : 「いごく」という言葉が「動く」という意味で使われる県はどこでしょう?
「いごく」は山形県の方言で、「動く」という意味があります。「ちょっといごいてみて」という表現がされるように、ものや人が動く際に使われる言葉です。この表現は、東北地方全体で似たような発音の方言が使われることが多く、地域ごとの方言のバリエーションの一つとして魅力的です。地元の方々にとっては馴染みのある表現ですが、他地域の人には新鮮に聞こえることでしょう。
Q3 : 「なんぼ」という言葉が「いくら」という意味で使われる県はどこでしょう?
「なんぼ」は大阪府の方言で、「いくら」という意味で使用されます。買い物をする際に、「これ、なんぼ?」と尋ねることで、商品の値段を聞くことができます。関西地方では日常会話の中で頻繁に登場する言葉で、商人の町である大阪独特の言い回しとして定着しています。全国的にも関西弁として知られ、多くの人々に親しまれている表現です。
Q4 : 「おもしゃい」という言葉が「面白い」という意味になる県はどこでしょう?
「おもしゃい」は新潟県の方言で、「面白い」という意味を持っています。「この映画、おもしゃかった!」という風に使われ、大変親しみやすい表現です。新潟県では古くから使われており、地域の人々にとっては非常にポピュラーな表現となっています。他の地域では「おもしろい」が一般的ですが、新潟県出身者の会話では頻出するため、特徴的な方言といえます。
Q5 : 「とんまる」という言葉が「壊す」という意味で使われる県はどこでしょう?
「とんまる」は和歌山県の方言で、「壊す」という意味を持ちます。ものを乱暴に扱って壊してしまうことを「とんまる」と言います。和歌山県を中心として使用されるこの表現は、関西地方を中心に広がる方言の一部であり、それぞれの地域で少しずつ響きやニュアンスが異なるのが方言の面白さです。このように地方特有の言葉に触れることで、地域の文化に対する理解が深まります。
Q6 : 「たわん」という言葉が「届かない」という意味を持つ県はどこでしょう?
「たわん」は熊本県の方言で、「届かない」という意味になります。高い場所に手が届かない際に「たわん」と使うのが一般的です。この表現は、熊本以外にも九州地域の一部でも使われることがあり、独特のニュアンスを持ちます。地方での方言の使われ方はその地方特有の文化ですから、九州地方の方言に触れることでさらなる地方の魅力を感じることができます。
Q7 : 「ちょす」という言葉が「さわる」という意味を持つ県はどこでしょう?
「ちょす」は北海道の方言で、「さわる」という意味で使われます。北海道弁では「ちょすな」という表現があり、「触るな」といった意味になります。この言葉は東北地方でも使われることがありますが、方言としては北海道で特に定着しています。日常会話でよく使われるため、北海道出身者同士では意味が理解しやすく、親しみ深く使われています。
Q8 : 「なおす」という言葉が「片付ける」という意味で使われる県はどこでしょう?
「なおす」は福岡県を中心とする九州地方で「片付ける」という意味で使われます。一般的に「直す」と聞くと、壊れたものを修理する行為を想像しがちですが、方言では部屋を掃除したり、散らかったものを所定の位置に戻すことを表現します。このような地方特有の意味での使われ方は、地元の人たちにとって日常的なものであり、地方文化の一端として注目されています。
Q9 : 「ばさらか」という言葉が「とても」の意味で使われる県はどこでしょう?
「ばさらか」は福岡県の方言で「とても」という意味を持ちます。「ばさらか暑い」などという表現がされます。この言葉は一部九州地方でも使われており、強調したい時に用いられます。福岡以外でも佐賀県や長崎県など九州のいくつかの地域で響きが変わりつつも、このような意味を持っているため、方言研究の面白さを感じさせます。
Q10 : 「こわい」という言葉が「疲れた」という意味になる方言の県はどこでしょう?
「こわい」は宮城県の方言で、「疲れた」という意味を持ちます。一般的には「怖い」という意味で理解されがちですが、宮城県をはじめとする東北地方では「体が疲れた」とか「しんどい」というニュアンスで使われます。他にも青森県や岩手県などの地域でも同様に使用されることがあります。そのため、東北地方独特の表現として知られています。
まとめ
いかがでしたか? 今回は47都道府県 方言クイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回は47都道府県 方言クイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。